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一回の愛してる ページ11
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愛してるの、ただただ愛してるの。いいや、愛してるじゃ足りないくらい。アナタを愛してるの。
届いて、届いて。アナタにこの愛してるが届くまで、私は何度だって言う。泣きながら、キミにキスをされながら私は呟く。
「…ゔぅ…あ、い…し、て、…る……の、…」
そらる「…愛してるよ、A」
「…ぇ？」
掠れた声が教室に響いた。顔を上げるとキミがこっちを微笑んで見ていた。キミは私を抱き締めた。
やっと貰えた。
私がずっと欲しかった、１００回のキスよりたった一回の“愛してる”。
でもたった一回の愛してるを貰うのに、私は１００回のキスを犠牲にしたってことも等しくなるよね？
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かのこゆり - お久しぶりです！久々の歌い手さん短編。とっても楽しみにしていました！やっぱりいいなぁ。お話から伝わってくる雰囲気がすごく好きです。これからも楽しみにしています！ (2018年12月21日 6時) (
レス) id: 1f2cd0f1d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チェスト
| 作成日時：2018年12月19日 18時
