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ym

俺は学校では眼鏡を欠かさない。

目立たないように

地味なキャラを演じる。


まあ、元々社交的じゃないけど。


「あっ。山ちゃーん!!」



彼は岡本圭人。


俺と会話を交わしてくれる人の

2人中、1人の存在。


「ん。おはよ。けーと。」

「眠そうだね?その感じだとまた徹夜?」


「ついつい。忘れてたよ。レポート。」


「もー。言ってくれればけーとが手伝ったのにい」


「優しすぎ。オレオレ詐欺、気をつけろよ?」



「ふふ。変な山ちゃん。」


こいつはいつも優しい。

いつも一人でいる俺を見て

一緒に講義受けません、か?


なんて聞いてくれて。

元々賑やかなワイワイグループにいたのに。


俺に一目惚れしたーとか言って。


俺が気を使わないように
言ってくれてるんだろーな。


君はいつも大きなリュックを
背負ってて、
そのリュックの上ではいつも

俺のあげたキーホルダーが
ぽすっぽすっと
けーとの歩くリズムに合わせて
鼓動を刻んでいる。


けーとは俺の恋を応援してくれてる


だけどね?けーと。この気持ちだけは伝えられないや。意気地無しで、ごめん。

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作者名:晴。 | 作成日時:2018年9月8日 19時

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