第19話 ページ20
『そうだ、お前。えーっと…』
レ「レオリオでいいぜ」
『レオリオ！彼奴のこともついでに診てくれんだろうか！？』
そう言って水華はヒソカを指差す。
『手加減したとは言え、重傷だったら大変だからな！頼まれて欲しい！！』
レ「はあ！？！？お前頭大丈夫か！？」
そういうと水華は困り顔でレオリオを見つめる。いくら少年という事実を知ったところで、少女のような可愛らしい見た目が変わるわけではない。レオリオは罪悪感に負け渋々承諾した。
レオリオは突然起き上がるかも知れないなどと思い、怯えながらそろそろと診断していた。その間、水華は先程の男を姫抱きの形で端の方まで運んでいた。
水華がレオリオの元に戻ると、どうやらもう診断は終わったようで、ヒソカが綺麗に横に寝かせられていた。その近くでレオリオとゴン、そしてクラピカと呼ばれていた青年の三人が話していた。
キルアはどこかへ行ったのか、もうそこに姿はなかった。
『レオリオ！どうだった！？』
レ「ん…おう。大丈夫だと思うぜ？しばらくは起きないだろうがな。」
ゴ「すごかったね！水華！！ビュワーって！速くてみえなかったよ」
ク「私はクラピカと言うものなんだが…君は剣を使うのか？」
レオリオに話しかけた筈なのに、他の二人からも話しかけられる。まるで炭治郎ら三人のようだ。
声を我慢していたのを、ゴンに言い当てられた時もそうだ。前も一度我慢しようとしたことがあるが、炭治郎に「我慢なんてしなくていいんですよ。」と言われてしまったのだ。
どうにもゴンには炭治郎を連想させる様なものがある。その度に別れ際の表情を思い出してしまって、少しだけ寂しいような、申し訳ないような気持ちになるのだ。
『ああ！剣技を極めていてな！！誰にも負けんという自信があるぞ！』
ク「私も剣、と言うよりは木刀を使っているんだが…また今度でいい。剣技を教えて貰えないだろうか。」
『構わんが…かなり厳しくいくぞ？弟子に「アンタの修行は地獄だよ」と言われてしまったからな！間違いない！！』
ク「それでもいい。」
『…そうか！何か成し遂げたい事があるのだな！！承った！』
そうして3人で和気藹々と話していると、《ジリリリリリリ》とけたたましい音が鳴り響いた。
サ「只今を持って＿＿＿＿＿＿＿
受付時間を終了いたします。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 231人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
むむ(プロフ) - キナコモチさん» キナコモチさん落ち着いてください…私も似たようなテンションなんですから……続☆編です！！ひゃあああああああ頑張ります！！ありがとうございます！ (2019年10月6日 12時) (
レス) id: 88d277cac2 (このIDを非表示/違反報告)
むむ(プロフ) - 麗奈さん» 可愛いよな……(真顔)続編喜んでいただけて嬉しいです！頑張ります！ (2019年10月6日 12時) (レス) id: 88d277cac2 (このIDを非表示/違反報告)
キナコモチ - 続☆編ｷﾀｧｧｧｧｧｱｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧ!!!!!!!!!щ('∀')щｳｨｰｰｰ (2019年10月6日 11時) (レス) id: a8b1629d5b (このIDを非表示/違反報告)
麗奈 - 続編(ﾟ∀ﾟ)ｷﾀｺﾚ!!、水華可愛い…(真顔 更新頑張ってください。 (2019年10月6日 11時) (レス) id: 91fcdb8923 (このIDを非表示/違反報告)
キナコモチ - 大丈夫だと思っておきますね！ (2019年10月3日 16時) (レス) id: a8b1629d5b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：むむ | 作成日時：2019年6月29日 22時
