第13話 ページ14
ト「あ、そうだ。…っと、お近づきの印だ。飲みな！」
そう言ってトンパがジャン！と取り出したのは下剤入りジュースだ。水華は笑顔で受け取ろうとした。
『ふむ！有難く受け取っておこう！』
そう言って水華がジュースに手を伸ばすと、その缶を上から取り上げた人物がいた。
キ「これオレにちょーだい。いいだろ？」
『喉が渇いているのか！？ならば飲むがいい！』
ト「あ、あぁ。じゃあお前さんには別のを…」
キ「あげなくていいから、どっかいって。オレ、こいつと話したいんだよね。」
『神をコイツ呼ばわりとは！無礼千万！！』
そう言って銀髪の少年が軽く睨むと、トンパはそそくさとどこかへ行った。
銀髪の少年は水華の横の壁にもたれかかる様にして立ち、水華を見下す様にして話し始めた。
キ「オレ、キルア。あんたは？」
『神を見下しながら話し始めるとは！！礼儀がなっていないようだな、座れ！！』
キ「やなこった」
『座れ』
キ「…」
声のトーンが本気になったので、渋々キルアは横に座った。「よろしい！」と言ってパッと明るくなる隣の少年を見やった。
するとその視線に気付いた少年が、「ああ！」と話し始めた。
『すまない！紹介が遅れたな、俺は風音 水華だ！宜しくしてやろう！！』
キ「ん。ヨロシク。」
『キルアとかと言ったな！君は今幾つなんだ？ぱっと見は俺より年下そうだが！！』
キ「同い年くらいじゃねぇの？12だよ」
『何と！！俺は12くらいに見えるのか、よもやよもやだな！俺は15だ！！』
キ「えっ」
確かにそう言われれば見えなくもないが…。自分より年上などと思わなかった。頭の悪そうな発言の数々、身長とて水華が少し上なだけで、完全に少しデカイ年下程度にしか思っていなかった
缶を開け、一口キルアがジュースを飲んだ。
キ「にしてもあんた」
『あんたでは無い！水華か風音か神と呼べ！！因みに俺はじゃぽんの出身だからな！苗字と名前が逆になる！！』
キ「…水華、お前ラッキーだったな。オレが通りかかって。」
『トンパが渡してきたあのジュースか？元より飲まないつもりだったぞ！』
ピク、とキルアが反応する。側から見たら只の馬鹿だったから騙されたと思っていたが、どうやらそうではないらしい。
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むむ(プロフ) - キナコモチさん» キナコモチさん落ち着いてください…私も似たようなテンションなんですから……続☆編です！！ひゃあああああああ頑張ります！！ありがとうございます！ (2019年10月6日 12時) (
レス) id: 88d277cac2 (このIDを非表示/違反報告)
むむ(プロフ) - 麗奈さん» 可愛いよな……(真顔)続編喜んでいただけて嬉しいです！頑張ります！ (2019年10月6日 12時) (レス) id: 88d277cac2 (このIDを非表示/違反報告)
キナコモチ - 続☆編ｷﾀｧｧｧｧｧｱｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧ!!!!!!!!!щ('∀')щｳｨｰｰｰ (2019年10月6日 11時) (レス) id: a8b1629d5b (このIDを非表示/違反報告)
麗奈 - 続編(ﾟ∀ﾟ)ｷﾀｺﾚ!!、水華可愛い…(真顔 更新頑張ってください。 (2019年10月6日 11時) (レス) id: 91fcdb8923 (このIDを非表示/違反報告)
キナコモチ - 大丈夫だと思っておきますね！ (2019年10月3日 16時) (レス) id: a8b1629d5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むむ | 作成日時：2019年6月29日 22時
