感染2日目 ライフル先輩 ページ25
私がお風呂から上がる頃にはレオンさんの銃の手入れは全て終わっていた。
改めて見てみると、銃にも色んな種類があるんだ……。
ハンドガンの他にも長さが中くらいのやつとか、すっごい長いのとか！
あ、この長いのは分かるよ。
探偵のアニメでよく見るやつだ。
えーと、なんだっけ……あ！ そうスナイパーライフル！
すごいなぁ……、アニメ通りにちゃんとスコープも付いてる……。
レオンさんをチラッと見ると、何やらもの言いたげな顔をしていた。
言いたい事は分かるよ。
バスローブだと思っていたのは浴衣だったんだけど、それはまぁいいとして浴衣はかなり生地が薄い。
当然私は着ていた服は全部洗っているので浴衣の下は全裸なんだが、レオンさんが言いたいのはボディラインが出てるぞって事なんだと思う。
ボディラインぐらいいいし！
この状況だから気にしないし！
……そりゃ、ちょっとは気にするけど……。
「ah……Do you try stance？」
ん？
ドゥーユートライは分かるとして、すたんす？
なんか分かりそうなんだけどな……。
スタンス、スタンス……。
するとレオンさんが私が見ていたスナイパーライフルを手に取った。
ああ！ そういう事！
構えてみる？ って言ったんだね！
「いいんですか？ お願いします！」
頭を下げるとレオンさんはハンドガンの時と同じように、まずは自分が構えてみせた。
「Standing stance.Try.」
スタンスは構え、だから立ってる時の構えが今のやつか。
レオンさんからライフルを受け取ると、予想以上の重さに銃身から落としそうになった。
「うわっ……と！」
慌ててレオンさんが支えてくれたので銃は事なきを得た。
そ、それより密着し過ぎ……！！
お風呂入ってて良かった……、変な匂いだったら絶対嫌だったし！
ん、匂い……？
すんすん。
私は無意識のうちにレオンさんの首の辺りの匂いを嗅いでいた。
なんか安心する……というか、抱きしめてほしい、というか……っ！？
いやいや！
私また変な事考えてたし！！
急激に熱くなった私の体温でレオンさんもはっとしたのか、バッと私の肩を掴み離した。
しばらく向かい合わせに立っていたけど、私の方はどうも目を合わせられなくて俯いてしまっていた。
「……hey」
「は、はいっ！」
「……you are」
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cherrymay(プロフ) - 続編、楽しみにしてます！頑張って下さい！ (2016年10月30日 13時) (
レス) id: 3524541590 (このIDを非表示/違反報告)
Tey - 4大好きです！こんなにも内容が深く面白いストーリーが読めるのは幸せです！ (2016年10月27日 13時) (レス) id: 73fe050e5b (このIDを非表示/違反報告)
華恋 - 面白いですねw (2016年10月23日 11時) (レス) id: 97cefa2b38 (このIDを非表示/違反報告)
紫恩 - プチ英会話教室、、、、面白そう！！！← (2016年10月23日 11時) (レス) id: aaa53fac67 (このIDを非表示/違反報告)
神染紫凪 - 皆様、少し間を空けてしまいすみません(＞＜) そろそろラストスパートです！ 皆様も一緒に燃え尽きましょう！！ ちなみに英語がちゃんと英語になってないのは悪しからず…。 雰囲気で感じてください( ´∵｀) (2016年10月22日 22時) (レス) id: f63f5c3883 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫田七樹 | 作成日時：2015年2月3日 8時
