感染2日目 ハンドガン ページ16
その飲食店で10分程休憩をしたらレオンさんがそろそろ出発するぞ、と裏口を指した。
「はいっ……！」
レオンさんに続いて扉の前まで行くと、急に振り向かれた。
「えっ！？ なんですか？」
「I didn't tell you how to use a handgun.」
むっ……！
今のはギリギリ分かったぞ！
ハンドガンの使い方教えてなかったって言ったんだよね？
「あっと……、ぷplease teach！」
「Of course.」
レオンさんは私が持っていたハンドガンを受け取ると、サッと構えてみせた。
「おお〜〜〜っ！！」
こんなのテレビ媒体の中でしか見た事ないからほんとに新鮮っ！
めちゃくちゃかっこよく見える……。
「Try.」
「えっ、それだけ！？」
仕方が無いので見よう見まねで構えてみた。
な、なんか恥ずかしい……。
レオンさんは私の周りをぐるっと回ると、突然後ろから覆いかぶさった。
「へっ……！？ あっ、えっ！？」
私が混乱しているのを尻目に、そのままその大きな手のひらで私がハンドガンを持っている手を包みこんだ。
「ええっ！？」
顔1点に体中の血液が集中する。
も、もうこれ以上無理〜〜〜っ！！
かと思えば、今度は左足で私の左足を外側へ広げられた。
ズリズリと足の幅が開かれる。
なななななっ、何してんのこれぇ〜っ！？
空いた口から魂が抜け出る瞬間、彼はまた動いた。
次は何が来る！？
と、きちんと心構えをしたにも関わらず、レオンさんは私の体から離れて行った。
密着してた部分から私の変な汗が服の隙間から蒸発していくのを感じた。
心の準備をしたのは骨折り損だったけど、助かった………。
ほっと胸を撫で下ろした時、レオンさんの指が私の顎を捉えた。
んっ！？
そのまま顔を傾けられ、私とレオンさんは見つめ合った。
ええーーーっ！！？
まさか、まさかっ！？
「……perfect！」
……え？
ぱーふぇくと？
って、よく見てみると私、さっきレオンさんが見せてくれた構えとおんなじ格好してる！
なんだ……私の早とちりだったのか……。
恥ずかし……。
その後、きちんと安全装置の場所や、リロードの仕方等を教わりました。
「OK.We leave from here gradually.」
えーっと、うぃーりーぶふろむひあーはここから出発するって事だよね？
心なしかレオンさんが丁寧に言ってくれてるような気がする……。
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cherrymay(プロフ) - 続編、楽しみにしてます！頑張って下さい！ (2016年10月30日 13時) (
レス) id: 3524541590 (このIDを非表示/違反報告)
Tey - 4大好きです！こんなにも内容が深く面白いストーリーが読めるのは幸せです！ (2016年10月27日 13時) (レス) id: 73fe050e5b (このIDを非表示/違反報告)
華恋 - 面白いですねw (2016年10月23日 11時) (レス) id: 97cefa2b38 (このIDを非表示/違反報告)
紫恩 - プチ英会話教室、、、、面白そう！！！← (2016年10月23日 11時) (レス) id: aaa53fac67 (このIDを非表示/違反報告)
神染紫凪 - 皆様、少し間を空けてしまいすみません(＞＜) そろそろラストスパートです！ 皆様も一緒に燃え尽きましょう！！ ちなみに英語がちゃんと英語になってないのは悪しからず…。 雰囲気で感じてください( ´∵｀) (2016年10月22日 22時) (レス) id: f63f5c3883 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫田七樹 | 作成日時：2015年2月3日 8時
