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感染2日目 救出開始 ページ12

「What are you doing……」

「ワッツアーユーって……、アイムシャイガールだよ!」

「shy girl……? ……ハッ」


うわ、鼻で笑われた……。

これって確実にバカにされてる、よね?


「All right,shy girl A.Please show me your……leg.」


そう言ってレオンさんはあぐらをかいた。

足を見せてって言ってるのかな……。

あ、怪我してるって言ったから?

だから靴下を脱がせようとしたんだね!

私は素直に左足の傷を見せた。

レオンさんは切り傷をまじまじと見ると、いきなり何かのスプレーを取り出し傷口にスプレーした。

少しぴりっとしたけど、すぐに痛みは消えて傷口には透明の膜が貼っていた。


「なに……これ?」


同じく足の爪が割れていた所にもスプレーされ、こっちは結構痛みが酷かったけどやっぱりそれも一瞬で、痛みが無くなって透明の膜ができた。


「Don't move it so much」

「う、動くな?」


びたっと動きを止めると、レオンさんに爆笑された。

ええっ!?

ちょっとなんで!?


「okay.sorry,sorry!」


レオンさんは笑いながら小さな電子機器を取り出した。

なんかバカにされてるみたいで腹立つな……!

何をするかと思いきや、その機械のモニターを見せられた。


「『あまり足を動かさないで下さい』。あ、そういう事! 分かりました! おっけー!」


ていうかそれ持ってるんなら早く使って欲しかったよ……。


「Have this handgun,for yourself defense」


靴下を履いていると、レオンさんが突然銃を差し出してきた。


「えっ、なんですか? ワッツイズディス?」

「……for yourself defense」


私自身、守る……、護身用って事かな?


「いやいやいやいや、無理無理! 銃とか使った事ないし! 捕まるし! 絶対当たんないし!」


拒む私を横目にレオンさんは私にしっかりとハンドガンを握らせた。


「Do not release your hands,okay?」

「う……はい」


レオンさんは1語1語はっきりと話した。

なんとなくだけど分かってきたかも。

私が頷いたのを確認すると、ふっと笑ってプレハブの扉の前に立った。


「Are you ready?」

「あっ、ちょっと待って! ウエイト、ウエイトプリーズ!」


もー、いきなりすぎだよ!

とりあえずストーブの電源を切って、上着を羽織る。

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設定タグ:バイオハザード , レオン   
作品ジャンル:恋愛
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cherrymay(プロフ) - 続編、楽しみにしてます!頑張って下さい! (2016年10月30日 13時) (レス) id: 3524541590 (このIDを非表示/違反報告)
Tey - 4大好きです!こんなにも内容が深く面白いストーリーが読めるのは幸せです! (2016年10月27日 13時) (レス) id: 73fe050e5b (このIDを非表示/違反報告)
華恋 - 面白いですねw (2016年10月23日 11時) (レス) id: 97cefa2b38 (このIDを非表示/違反報告)
紫恩 - プチ英会話教室、、、、面白そう!!!← (2016年10月23日 11時) (レス) id: aaa53fac67 (このIDを非表示/違反報告)
神染紫凪 - 皆様、少し間を空けてしまいすみません(><) そろそろラストスパートです! 皆様も一緒に燃え尽きましょう!! ちなみに英語がちゃんと英語になってないのは悪しからず…。 雰囲気で感じてください( ´∵`) (2016年10月22日 22時) (レス) id: f63f5c3883 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:猫田七樹 | 作成日時:2015年2月3日 8時

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