#.8 ページ10
-翔side-
あー、可愛い。今日も可愛い。
こいつ俺の彼女だったんだよな〜。
ほんと誰だよ。
俺のAの心奪ってった奴！
悩んでる顔も物思いにふけってる顔も最高可愛いから(ここまで読んで｢きもい｣って思ったお前、後で覚えてろよ。)、ずっと見てたかったんだけど...、あんな悲しそうに笑うのは見たくねぇよ。
きっと何かあるんだろうな
そしてその何かってのは俺じゃないほかの男のことなんだろうな
って、
ねぇ。好きな女のことなら分かっちゃいません？？
だから俺も察したわけですよ。
｢手放す｣
なんて選択肢なくてさ、しばらくはAがちゃんと笑えるよう遊んだりからかったり、相談とかも乗ってた
けど感じちゃったんだよね。
俺じゃ無理なんだなって...
ダセェけどさ！
好きな女ひとり笑わせれないやつなんてほんとダサすぎるけどさ...
俺じゃないなら仕方ねぇよな...(笑。
Aに別れ話をした時、A苦しそうにすんだもん。
Aは優しすぎる。そして自分の気持ちに向き合わなすぎる。だから俺が支えたかったんだけどな〜...。
なぁ、...、俺女々しいか？？(笑
A、今でもAのことが好きだよ。
Aの恋応援するからさ、ちゃんと幸せになってよ(笑。
まぁ、俺ならいつでもウェルカムだからな！(笑)
｢...。｣
翔｢...なんだよ。｣
｢いや、なに百面相してるのかなって。｣
翔｢なんだ俺の顔に見惚れてると思った。｣
｢見惚れてないし(笑。｣
｢確かにかっこいいけど...｣(ﾎﾞｿｯ)
！？！？
Aは今の言葉が俺に聞こえてないと思ってるだろうけど、
バッチリ聞こえてるからな！！！
聞いたか！？Aの気持ち奪ってるやつ！
俺かっこいいって言われたぜ！！
ーーーーーーー
｢ヘグシッ｣( >д＜)､;'.･
｢聡ちゃん風邪？｣
｢んー？誰か噂してんのかな？｣
｢まっしまの事噂するやついんのかー？(笑｣
｢いるよ！！多分...！！｣
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作者名：No.07 | 作成日時：2019年2月12日 18時
