#.17☆ ページ20
ワンワンっ！
クゥーン...
「あぁ、癒される...。」
勝「ほんと...。可愛いな。」
今日は昨日約束したようにしょーりとペットショップ
何この豆柴ちゃん。まろだよ！麿！！
可愛すぎる。
でもねー、俺ら平日だからって油断したよね。
人が多いー(笑
ワンちゃん達に夢中だからバレてはないものの、バレたらやばそうだなー
でもそう思うけどかわいい子ちゃん(わんちゃんね！)が多すぎて僕らも離れられないんだよね〜。
「み、みやび...、この！この子可愛すぎる！！」
雅「あー、A好きそうね(笑」
A...？
「うんっ！！見てよこの黒い柴！まろ眉がまろでもうっ！！」
雅「はいはい、わかったから(笑」
Aちゃん...？
勝「そぉくん、あの二人組の女の子の1人、そぉくんと同じこと言ってる(笑」
「うん...。」
勝「そぉくん？」
ごめん勝利。今は勝利の声聞いてる暇無いんだ。
僕に入ってくる情報量が急に増えて...
名前、容姿、声...
忘れたことない、
君の笑顔と名前...
雅「よし！Aそろそろ時間だよー。補講行くよー。」
「うー...。」
雅「ほら！離れがたくなってるんじゃないの(笑。また来よ？」
「うん！！」
可愛すぎる...。
ダメだ。俺の想像以上に可愛すぎる。
Aちゃん...
また来るって言ってたよな
また来たら会えるかな...
会えたら、声掛けていいかな...
勝「...くん、そぉくん！！」
さ
「ひゃいっ！！」
勝「何ひゃいって(笑。ぼーっとしすぎ、あの子達のこと見すぎだよ(コソッ)」
「ご、ごめん。(汗」
勝「なーに？気になるの？」
「いや...。」
勝「ふーん。俺で良かったら話聞くから、いつでも話していいからね。」
「しょーり...。うん！ありがとう！！」
Aちゃん、やっと見つけた君のこと
僕は諦めなくていいかな？
いや、諦めないよ。
僕は自分で言うのもなんだけど、狙った獲物は逃さないタチなんだ(笑
話したい、会いたい、またあの日のように笑い合いたい
そのためには...
「ねぇしょーり、やっぱり話聞いてもらってもいいかな？」
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作者名：No.07 | 作成日時：2019年2月12日 18時
