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20 -Hokuto- ページ20
あのデートの後、京本が飛んできた
何があったのかと聞かれたが、俺に答えられるのは
「元カレに会った」
それだけ。
今も泣いているのかな。
笑えているだろうか。
少し暇があればAのことばかり頭をよぎる
恋なんかくだらないと思っていた。
俺が恋に落ちるなんて、有り得ないと思っていた。
あの日まで。
凛とした立ち姿が目の裏に焼き付いている。
A。好きだよ。
まだ言葉にできないその思いを胸にとどめる
ああ、なんか。息が苦しい。
このまま溺れていくんだ。
なんてキザなことを考えながら、
そっとメールを送る。
「日曜日、17:00。」
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作者名:SoRA | 作成日時:2021年5月10日 20時