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いつも通り6時半に起きると、

いつもは無いはずの通知が来ていた。

ジュリおはようございます!


『また田中くん……』


Aおはよう。

ジュリお仕事、頑張ってください。

Aありがとう。田中くんも学校頑張って。

ジュリ……じゃあ、今日は学校ちゃんと行きます。


なに、普段行ってないの??


A田中くん、学校行ってないの??

ジュリつまんないし、女がうるさいんでサボってます。

ジュリ学校のやつらとか興味ないんで。

Aちゃんと行きなさい。

ジュリ櫛木さんに言われたんで、行きます。

Aなにそれ。あと、私に連絡するのもやめなよ。

ジュリ迷惑ですか?


正直、迷惑とまでは行かないけど……

突き放した方が、楽かもしれない。

元々、年下に興味はないし。


A迷惑。仕事に集中したいの。

ジュリ分かりました。


ほんとに素直な子なんだな……


ジュリでも……

ジュリ見なくてもいい。無視してもいいんで。

ジュリ送ってもいいですか?


なんでここまで、私に関わろうとするのだろう。

時計を見ると、そろそろ準備をしないといけない。

A好きにして。

私は携帯を置いて身支度を始めた。

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作者名:藍知 | 作者ホームページ:https://twitter.com/9K___ST___Hi___?s=09  
作成日時:2021年1月3日 2時

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