スノーマスク 3

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照くんはスマホ見ながら
行きたいカフェ漁ってるし。






黄「ねぇー、ここのチョコレートケーキさ、良くね？」





『ん？あ、美味しそうだね。』





綺麗にデコレーションされた
小さい丸いチョコレートケーキが
画面の中でめちゃめちゃキラキラしてる。





黄「でしょ？ゆうやが好きな苺もあるよ。」





『えっ、マジだ！美味しそう！』





いちごの方がキラキラしてたー！
ふんだんにこれでもか！ってくらい
いちごが乗っててチョコたっぷりのパフェ！
すーごい美味しそう、！





黄「こっちのカフェとこっちのカフェどっち行く？」





『あ、、行くの確定なの？笑』





そこは、今度ここ行こーよ。じゃないんだね。笑





黄「え、、だめなの？」





『ふはっ、だめじゃないよ。笑』





黄「、、、どっちがいい？」





『そーだなぁ、、選び難いから、日空けてどっちも行こうよ。』






黄「、、、、♪」






わかりやすくご機嫌。笑
照くんが提示してくれるカフェは
決まっておしゃれだし、ハズレがないから
ついつい着いて行ってしまう。



たまに、話聞いてるふっかが一緒に行くって
駄々こねて、仕方ないなって3人で行く事もある。
嫌がりながらも、少し嬉しそうな照くんは、激かわ、だ。





紫「なになにぃ、カフェ行くのー？」





黄「、、、うん、ふたりで行くの。」





『、、、、笑』





紫「どんなとこー？」






黄「、、、ここと、ここ。」




素直にスマホを差し出す照くんと
その画面をじっとみるふっか。笑





紫「、、、俺は誘ってくんないの？」





黄「ゆうやと行くから、、。」




紫「、、俺も連れてって！」





黄「ふっかもふたりで行けばいいじゃん。」





紫「やだ！3人で行こーよっ!!」





黄「、、この店だけだったらいいよ。」





紫「えっ、マジ！？やった！絶対だかんな！？」





黄「、、はいはい。笑」





紫「ゆうや！」




『んあっ、はい？』





ふたりのやり取りを間に座ってる俺は
微笑ましくも、他所でやれと思いながら聞いてたから
呼ばれてちょっとびっくりした。笑




紫「こっちのカフェ！行く時絶対教えてね！？照は一緒に行くって言ったからね！？ふたりだけで行かないでよ！」




『、、ふは、わかった。絶対一緒に行こうね。笑』





紫「わーいっ♪」




黄「、、、♪」





まぁ、結局ね、ふたりに挟まれたら
誰かの隣りに移動するってゆー
選択は許されないって話でした。笑

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