スノーマスク 2 (ページ29)

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初めて稽古にお邪魔させてもらってから
ちょいちょい遊びに行かせてもらってた。
セッティングとか、着替えとか手伝える事は手伝って
スタッフの一員的な立ち位置で舞台の初日を楽しみにしてた。

そんなある日、何気なく滝沢君と話してて

滝「でな？出られるかはまた話は別になんだけど。勉強がてら、覚えられる範囲でいいから、演目覚えてみてくんない？」

『んえ？、、、それは、出ても問題ないレベルまでって事ですか？』

滝「うん。本番までに何があるかわかんないし、代役も立てとかないといけないじゃない？」

『あー、はい。』

滝「悩みに悩んで、やっぱり代役頼むならお前だなって思ってさ。」

『！！、、、嬉しいですっ。』

滝「、、ふふ、うん。本番まで5日だけど、どこまでやれるか、楽しみにしてるから。」

『5日、、、はい！』

滝「ありがとう。でも、無理だけはすんなよ？」

『うす！』

そこから、映像を貰ったりみんなを見つつ細かいところを
盗みつつ、隙あらば振りの確認しに行ったり
おかげでSnowManメンバーとの距離は一気に縮まった。
出られるかわからない舞台の稽古の毎日だけど
なんだかんだで今まで感じた事ない充実感があって
あっという間に時間が過ぎて、明日が本番となった。