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都内某所
下積みを経て、ようやく見えてきた《《デビューの扉》》
元々、身長は高い方ではないけど、中性的な顔立ちで
それも売りにしたいって事務所の意向で
名前変えてモデルさんの隣りに立つ
男相手役を務める事もあったり。
シークレットブーツ履いてたりもしたけど。笑
でも、本業は声を使う仕事。
それこそ最初は歌う事が好きで足を踏み入れた世界。
やりたいことだけをやれる程、甘くない事を
幼いながらに知ってからは、言われる事はなんでもやった。
歌、ダンス、殺陣、演技、ナレーション、声優
受けろって言われたり、自分でも必要と
思ったレッスンは、なんでも受けた。
そして、今日、社長に話があるって呼ばれて
やっとだ！って意気込んでやって来た。
社長室のしっかりした扉こそが
タレントなら誰でも夢見る《《デビューの扉》》
意を決して、ノックしてからドアノブに手をかける。
「はーい、入ってー。」
『っ、、失礼します！』
ガチャリと開けて見えた光景は、、、
「待ってたよー。神木、座って。」
『あっ、、、しつ、れいしま、す。』
あ、え、？なんか、めちゃくちゃ有名な人が
社長の隣りに、にこにこ満面の笑みで座ってる、、、。
え、なにごと、？
とりあえず、社長に言われたソファーに浅く腰掛ける。
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雪那 - はじめまして！お話読ませていただきましたが、メンバーとのやり取りや滝沢くんとの絡みが最高過ぎました！男装ものが大好きで…初めて見る設定でとても惹かれてます。この作品、大好きになりました、ひっそりと応援しております (2020年12月13日 14時) (
レス) id: 49b6818a8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YKYK052 | 作成日時：2020年11月4日 0時
