Snow melt 2

楽屋 ページ17

机で勉強するラウール

ソファに座る岩本、深澤



ガチャ


『おはよー

…え、今日楽屋別れてる日だっけ？』



岩「おはよ、違うよたまたま」




『家族感凄いよ

なんかリビングで勉強してる好青年息子と特に口出

しせず静かに見守る両親』




深「まあ俺らが親だったら勉強に関しては何も口出

ししないだろなw」



岩「俺らの息子出来る子だからな」





『親バカやんw』





ラ「あっ！Aちゃんおはよう！

今ね古典やってるんですけどどうしても分からない

所あって…教えてもらってもいいですか？」




岩「え、A理系でしょ？できんの？」





ラ「Aちゃん国語の全国模試で1位とった事あるん

ですよ！」




『理系だけど得意教科は文系だったからねw

特に国語は問題文と本文に答え書いてあるようなも

んだし』



深「理解出来ねぇw」



『あ、どこの問題？』




ラ「今鴻門の会と四面楚歌をやってるんですけど

誰が味方でどうゆう心境なのかがいまいち掴めなく

て…」




『懐かしー！混乱しやすいよね

そーゆー時は相関図を作ってみるといいよ

まず人の名前をある程度敵と味方を見極めて分けて

書く

それあら心情を書き加えていくと分かりやすいよ』




ラ「わぁ！すごい！これで一回解いてみます！」




岩「あいつ家庭教師できそうだよな」



深「どうする？ラウも受験シーズンに入ったらお願

いしようかしら」



岩「そうだな、部屋だと心配だからリビングでお願

いしよう」



『ねぇw突然夫婦ごっこしないでw』



渡/宮/佐/阿「「「「おはよー」」」」



『すごい一気に来たね』



渡「玄関でたまたま会った」



宮「ラウールは朝から勉強か」



阿「何勉強してんの？」



ラ「Aちゃんに古典教えてもらってます！」




阿「あーA文系得意だもんねー

俺もよく教えてもらったわー」




目/向「「おはよーございまーす」」



目「なんか座ってる4人家族みたいっすね」



『私どこポジション？？』



目「叔母さんじゃないっすか？」



『まって！！その場合私どっちの姉弟？』



目「そこが重要なんすか？w」



『1番大事だよ！！』



向「Aちゃんはひぃ兄みたいな感じでもあるし

ふっかさんみたいな感じでもあるし…

2人のいいとこ取りですね！」



『康二おいでー！可愛がったる！！』



向「わあー！久々っすねー！」



宮「俺らの楽屋ってゆるいよね」



阿「それがいい所だよね」

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