＿＿＿＿４ ページ29
You side.
亮「ごめん、その泣いてる理由って、俺、だよな....」
上の方からいつにも増して柔らかくて優しい言葉が降りかかってくる。
亮「自覚はしてるんだけどさ、なかなか言い出せなくて、」
「.....聞きたくないっ、」
亮「え、」
「別れたくない〜〜やぁだぁ〜〜」
亮「えっ、待ってよ！なんで別れることになってんの！？」
「だって、亮ちゃん、私といてもつまんなそうだし、今日もずっと考え事してるみたいだし.....もう飽きちゃったのかと思って、」
亮「.....飽きるわけないだろ、」
「へ....？」
亮「俺が、どんだけお前のこと、！」
途中で言葉をやめた彼。
「なに、？」
亮「.....好きなんだよ、お前のこと、」
「え、」
亮「素直になれなくて、拗らせて、口悪くなって、いつかお前が離れていくような気すらしてんのに思い描いている俺になれない、」
小さな声で呟いた彼は、今までにないくらい顔を真っ赤に染めていた。
亮「ちゃんと好きだから、別れるとか言わないで、」
懇願するように瞳を潤ませた彼が可愛くてどうにかなりそうだった。
「亮ちゃん、私のこと好きなの、？ちゃんと、私みたいに好きでいてくれるの、？」
亮「そうだよ。思ってる以上に想ってるから、」
「ちゃんと言ってほしいな、なんて、」
亮「もーーー無理だよ！恥ずかしいから！」
「１回！お願い！あと１回だけでいいから！ね？ね？」
彼の顔を覗き込むと口元に手をやりながら恥ずかしそうにしている。
まぁ、こんな可愛い亮ちゃん見れただけで大満足なんだけどね？
.
亮「好きだバカ。」
拗らせ彼氏×裏側の感情×緑 fin.
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cleam(プロフ) - 愛さん» コメントありがとうございます！短編集なので、タイトルどおり『息抜き』になっていたら嬉しいです＾＾他担様にそう言っていただけると、書いてて良かった〜！と思えます( ；∀；)是非、ここだけは他色くんたちにハマってみてください！笑 (2021年2月2日 10時) (
レス) id: d9a9e1fa04 (このIDを非表示/違反報告)
愛 - 初めまして。こちらの小説大好きです。黒さんが一番好きなのですが、cleamさんのせいで青さんや他色まで気になって仕方ないです(笑)リアリティ過ぎ！大好きです！ (2021年2月1日 13時) (レス) id: ee826c6c27 (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - 雪の王子様さん» 嬉しいお言葉ばかりで泣きそうです...！私も頭の中でこんな現実がいいな〜っていつも思ってるのでお仲間ですね（笑）情景が浮かびやすいようにしているつもりなのでそう言ってもらえてとても嬉しいです！お読みいただきありがとうございました（＾_＾） (2020年11月6日 21時) (レス) id: d9a9e1fa04 (このIDを非表示/違反報告)
雪の王子様 - コメント失礼します。すごくドキドキしながら読ませていただきました！こんなことが現実で起こってくれたら…泣 描写の仕方などがお上手だったのでお話にすぐ入りこめました。素敵なお話ありがとうございました。 (2020年11月6日 19時) (レス) id: 0ec33589bd (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - 黒糖きな粉さん» いえ！こちらこそありがとうございます！もう暫くお待ちください〜( ^ω^ ) (2020年10月7日 12時) (レス) id: d9a9e1fa04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cleam
| 作成日時：2020年9月14日 22時
