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６. ページ26
A side.
阿「で、どこで詰まってんの？」
と私の前の席に座って
向かい合わせの状態に
『あ、ここです』
と指を差す
あ〜これね〜ちょっと待って考えるね〜と
問題を解き始める
あ〜かっこいい
こんなに間近で阿部さんのことを見れるなんて〜
『好きだわ〜』
阿「ん？好き？」
『えっ？なんですか？』
阿「今好きって言わなかった？」
『え、口に出てました？』
うん、と言われ終わったわ
と思った
阿「俺のファンの子？」
『え！いえ！ファンではないです！』
阿「そんな元気にいうこと？」
『あ、ファンではないんですが、好きです』
もうバレてしまったものは言ってしまえと思った
どうせフラれるんだし
阿「えええ、まじで？」
『はい、ずっと好きでした』
『お店に来られた日から』
阿「ええ、そうなんだ」
「ありがとう、でもごめんね」
「俺はアイドルだから」
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作者名：macaron
| 作成日時：2020年8月25日 2時
