アイドル×〇〇（sn）２ (ページ25)

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５. ページ25

A side.

それが私と彼の初めての会話

言っている間に

受験モードが本格的にやってきて

バイト終わりはこのカフェで勉強をするようになって

好きな人と同じ場所で勉強できるなんて最高じゃん？

そんなある日

今日は雨がシトシト降っていて

気分が少し下がる日曜日

日曜日ですがもちろん勉強のためバイト先に

あれから阿部さんとはあまり会って居なかったんだけど

さっき来た

今日も彼はドリンクを頼んでテキストを開いた

私が座っている席と阿部さんが座っている席は離れていて

あちらからは多分私のことが見えないと思う

私は数学がめちゃめちゃ苦手でしっかりと頭を抱えて悩んでいた

阿「数学苦手なの？」

『えっ！？』

あ、ああべさん！！

『あ、そうなんです笑』

『もう全然でずっと苦しんでます』

ハハハっと誤魔化しながら頭をかく仕草をする

阿「俺、数学得意だから教えてあげるよ」

「ちょっとトイレ行くから待ってて？」

そうあざとく首を傾げる

おお、なるほど

トイレのためにここを通らなきゃだもんね

てか、教えてくれるんですか、、、

ヤバイ心臓もたんぞ