【完】白雪姫と12人の小人【2】

弱い ページ29

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ジフン「僕たちここで、バーベキューをするんですけど、バーベキューといえば！火が必要ですよね？」

「「내(はい)！」」

ジフン「なのでまず！
火を起こす1チームをカードで選びたいと思います！」


一気に並べられた6枚のカード

あの中に1枚だけドクロカードが紛れており
それを引いてしまえば火おこし係に当選


ジェヒョク「当たったら覚悟しろよ？」
ジョンウ「覚悟するよ」
「わたしが行こうか？」
ジェヒョク・ジョンウ「だめ！」


「……」


運のない女 城本A


ふたりからの抗議に口を尖らせるAの肩を抱き締めてなぐさめるジフン

冗談だとしても妹を悲しませた罪で２人は後で覚悟してください


ジフン「ヤー、Aを虐めるな！」

ジェヒョク「あはは笑ごめんよーAヤ」


代表が前に出て続々とカードを引いていくと戻ってくるマシホのカードと目が合ってしまい、思わずマシホを見てしまったA

マシホもドヨンから目を逸らした先がAだったことで、目が合って思わず笑った



そして結果は、マシホ&ドヨンチームが火おこしに決定

初めてのことなのに何でも上手く熟すマシホに全員が感心したところで大本命

お肉を食べられるかの運命を決めていくよ


2ラウンド お肉
宝石箱▶︎お肉
ドクロ▶︎お肉のグミ



-「ジェヒョクたちのとこ
次はAが引かなきゃいけないからね？」

ジェヒョク「진짜요?(ほんとですか?)」

「！？」

ジョンウ「お肉なのに？！ヌナが引くの？！」


大本命のサムギョプサル、なんとカードを引くのは自他共に認める運のない女、A



「はぁ… 제발 ( お願い)」


2枚のカードを目の前にして、
カードを引き終わったアサヒ、ジョンファンペアが覗きに来た


「…、」


監督ニムの目をよく見て、左右に手を動かすA

口を結んで一枚引いた



「…！！」

アサヒ「おお！」



💎



ジェヒョク「Aヤー！！！」

ジョンウ「ヌナ！잘 해(よくやった)！」

「あああ安心したー！」


２人の腕の中に収まって安堵すると
その場を離れてヨシとハルトの前に座った


ヨシ『どしたー？』

ハルト『はらいた？』

『んーん、…』


実はふたりの圧に負担を感じてたA

運のない自分がここでドクロを引いてしまったらと申し訳なさで泣きそうだったが、今は安堵で涙が目に溜まった





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