Mashiho . 朝 ページ19
・
翌朝
ガチャガチャと聞こえる音に目を覚ました
覚めきってない目を少しだけ開けると、カーテンの隙間から漏れる光と自分に背を向けて寝ているAが目に入る
寝てる間に絡まっていた彼女の腕と脚は反対側にあって、こっちを向いていたはずの顔も今は壁を向いている
顔まで埋まりそうなくらい布団を被ってる姿が愛らしい
マシホ『……』
『んん、』
動いてない頭のまま
彼女の脚に自分の脚を乗せて
腕で彼女を軽く引き寄せる
すぐそこにある頭に自分の顔を寄せて、彼女の香りとシャンプーの香りが混ざった匂いを睡眠剤にもう一度深い眠りに入った
・
・
『…、し…ま、っしー』
遠くから誰かが自分を呼ぶ声が聞こえる
少し苦しそうで、自分が揺れているのも感じとった
でも動けないし動く気もないからもうしばらくこのままがいい
『重い〜…！』
マシホ『ん、…っ』
お腹を押される感覚に
イラつきと胃の中の物が逆流しそうな感じで目が覚めた
マシホ『おさんといて…、』
目を開けてみればこっちを向いて俺の中に収まっているA
俺の体半分が彼女の上に乗っかっていた。
…あれ、抱き締めてたはずなんだけど、
いつのまにか潰してた
乗っかっていた分を離しつつ
また腕の中に彼女を収めて
もう一眠りというところで
後頭部から聞き知った声が響いた
ジフン「いやいやいやいや、居るんですけど」
「おっぱ〜〜〜」
マシホ「…、？」
首だけを後ろに回すとジフンくんの姿が
ジフン「朝イチで鍵開けて貰ったからA返してあげて」
マシホ「ん、」
ジフン「………ん、じゃなくてね？」
「シホヤ、起きようよ」
とりあえず伝えたからな〜とどことなくドライなジフンくんが部屋を出ていくのを見送って、薄目でAを見つめる
「おきた？」
マシホ『…、おきた』
まだぼーっとする頭で彼女の匂いを吸い込めば
手を伸ばして頭を撫でてくれた
『傷んでるね』
マシホ『うん、』
寝起きってひどい顔になるはずなのに
何でこの子はこんなにかわいいんだろう
薄く開いた唇がアホっぽいけど
まだ眠そうな目はどこか色気付いてて
いつもより高い体温が離れがたくさせる
俺の頭を撫でていた手が止まり
珍しく彼女が俺の腰に腕を回して
胸板に顔を埋めた
そんな彼女が可愛くて誤魔化すように頭部に口付けたのは俺しか知らなかったらいいな
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bekuta- - アサヒとのお話最高です (2月16日 21時) (
レス) @page47 id: 9b5bbe83fc (このIDを非表示/違反報告)
えむ(プロフ) - りりちゃんさん» ええ泣いていいですか😭🩷うれしすぎます、、、‼️ぜひぜひ番外編でお会いしましょう‼️私の中でも大切な大切なお話なので妄想力働かせて必ず作りたいです！ (10月20日 23時) (レス) id: 232e126d99 (このIDを非表示/違反報告)
りりちゃん(プロフ) - また読みに戻ってきちゃいました😭この作品本当に大好きです！他の作品も読まさせていただいていますが、この作品は特別好きなのでもし機会がありましたら番外編などお待ちしております！ (10月20日 2時) (レス) @page47 id: 0c4dd5db53 (このIDを非表示/違反報告)
ちょえ(プロフ) - えむさん» 了解です。 (2022年8月4日 22時) (レス) id: 0039700096 (このIDを非表示/違反報告)
えむ(プロフ) - ?.さん» ご報告ありがとうございます。わたしも確認したところ消されていました。ご迷惑をお掛けしてごめんなさい。 (2022年8月3日 12時) (レス) id: 232e126d99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えむ
| 作成日時：2022年5月12日 16時
