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◇天然もほどほどに ページ15





まあ、アナログなやり方だったAにはパソコンは難しかったようで…



「……」

ヒョンソク「あ、それ削除、…」


「……」

ヒョンソク「ドラムの音はこっちだね」


「……」

ヒョンソク「いやだから上書きこっちね?それ削除」





안해(やめる)…」

ヒョンソク「笑」



上手くいかない作業に唇を尖らせて
椅子の上で体育座りになったA

その少しわがままな姿は、相手が年上であるヒョンソクだから出来ることであって、弟達の前ではやらない



「違うことしたい。これもうやだ」

ヒョンソク「ヤーヤーヤー笑」


怪訝そうに自分からパソコンを遠ざけて椅子から退いたA

ヒョンソクの部屋を抜け出して
リビングのソファに身を放り出す



ヒョンソク「こら!お腹見えてる。」

「オッパしかいないじゃん」

ヒョンソク「女の子なら気を付けろって」

「…他の人なら言わないくせに」

ヒョンソク「な、それは男だからだろ?」

「……」



またこの話題だ。“男と女”
この手の話題は彼とはあまり話したがらないA

メンバーが思っている以上に
ファンが思っている以上にこの人は過保護だ

特に2人の時に話したら
きっと意見の食い違いで頭が痛くなるだろう



大人しく捲れている服を直して再度寝転ぶ



「オッパ〜、アイス食べたい」

ヒョンソク「冷蔵庫にあったかな?」



寝転びながら声をかければ、同じようにソファに座っていたヒョンソクが立ち上がり冷蔵庫を確認しに行った

これぞ妹の特権

弟達には出来ない(しない)技である



少しすればヒョンソクはカップのアイスとスプーンを片手に戻ってきた

Aの目の前にアイスを置くと、最早半目になっていた目が全開に開き、嬉しそうな顔を見せた



「やったぁー!ジフニオッパ禁止されてたんだよね〜食べすぎだって」

ヒョンソク「お?」

「あ、内緒ですよ?」


取り返そうとする頃にはもう遅く、アイスは彼女の口の中に。



「おいひぃ…」

ヒョンソク「笑 かあいーね、ウリA〜!」


目を閉じて味を堪能するAを見て思わず頭を撫でるヒョンソク

まあ。服装のこと以外ならAに甘々な彼のことだ。

アイスを食べたことは内緒にするし
なんなら2個目も渡すだろう

スマホを取り出して、彼女を写す



ウィバースにあげれば瞬時に反応をくれるトゥメとジフン
“Aにアイス禁止って言ったんだけど?”


ヒョンソク「あ、」

謝り倒すヒョンソクの未来が見えた


Asahi . きみのことなら→←◇君のおかげで湧くidea



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bekuta- - アサヒとのお話最高です (2月16日 21時) (レス) @page47 id: 9b5bbe83fc (このIDを非表示/違反報告)
えむ(プロフ) - りりちゃんさん» ええ泣いていいですか😭🩷うれしすぎます、、、‼️ぜひぜひ番外編でお会いしましょう‼️私の中でも大切な大切なお話なので妄想力働かせて必ず作りたいです! (10月20日 23時) (レス) id: 232e126d99 (このIDを非表示/違反報告)
りりちゃん(プロフ) - また読みに戻ってきちゃいました😭この作品本当に大好きです!他の作品も読まさせていただいていますが、この作品は特別好きなのでもし機会がありましたら番外編などお待ちしております! (10月20日 2時) (レス) @page47 id: 0c4dd5db53 (このIDを非表示/違反報告)
ちょえ(プロフ) - えむさん» 了解です。 (2022年8月4日 22時) (レス) id: 0039700096 (このIDを非表示/違反報告)
えむ(プロフ) - ?.さん» ご報告ありがとうございます。わたしも確認したところ消されていました。ご迷惑をお掛けしてごめんなさい。 (2022年8月3日 12時) (レス) id: 232e126d99 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:えむ | 作成日時:2022年5月12日 16時

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