◇素直になれない ページ44
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ジュンギュとジフンに抱きしめられて、少し苦しそうな顔をしているAだったが、大好きなお兄さんたちとようやく仲直りができて次第にその顔は安堵の表情になった
-「相変わらず仲良いね〜」
マシホ「…そうですね」
少し離れたところでも見える彼らの行動に
微笑ましくメイクさんがマシホに問いかけた。
いつもと様子の違うマシホに不思議に思うメイクさんだったが、そんな日もあるかとあんまり気にしていないようだ
コラボステージを見た次の日
長続きはさせたくないマシホがAのところへ行き、謝ろうと話をしたが、“そういうことじゃない”と言われ撃沈
ヨシからも“A話したくないって”と伝えられ
あり得ないほどにこの1週間は落ち込んでいる。
元々話せば口喧嘩を始めてしまうふたりだったが、数分もすればケロッと元に戻るのに今回こんなに長引いてるのは、2人が自分を貫きたいと思ってるから。
マシホはあの時の発言を謝罪するが、やはりステージのことは気に入らないのか一言余計に話してしまうし
Aは謝ってほしいんじゃなくてマシホに褒めてほしいのに、“褒めて”の一言が言えないし
-「はいおっけー、おわったよ」
マシホ「ありがとうございます」
メイクも終わり、お礼を伝えて外の空気を吸うため楽屋を出た
少し歩いていると他事務所のアイドルの会話が聞こえた。
-「やめとけよ、新人だろ？あっち」
-「いやそう言う目的じゃないから。ただ尊敬してるだけ」
-「だとしてもだよ」
-「でもお前も顔好きだろAちゃん」
-「…まあ」
自分のたちのことだと思ったマシホは自販機で飲み物を買いながら少しだけ聞き耳を立てた。
聞こえてきたメンバーの名前に少し手が止まったが、相手は数年も先輩のアイドルだったので変な気は起こさないだろうとその場を後にした
でも予想したことよりも
予想しなかったことの方が起こるのは世界の摂理のようで
「…んー、マネージャーの番号なら？」
-「できたらAちゃんの番号がいいんだけどな笑」
事前収録終了後
楽屋に先に戻ったはずのAが廊下の真ん中でさっきの先輩に迫られていた
「わたし、自分の番号覚えてなくて、」
-「え？ほんと？笑」
背を向けている先輩からはマシホの姿は見えないが、少し目線をずらしたAがマシホの姿を捉えた
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ユン砂糖 - ありがとうございます！ (2022年5月12日 18時) (
レス) @page49 id: b432b2bfed (このIDを非表示/違反報告)
えむ(プロフ) - ユン砂糖さん» お待たせいたしました！移行いたしましたのでお待ちしております☺︎ (2022年5月12日 17時) (レス) id: 232e126d99 (このIDを非表示/違反報告)
ユン砂糖 - 楽しみに待ってます！ (2022年5月11日 17時) (レス) @page49 id: b432b2bfed (このIDを非表示/違反報告)
えむ(プロフ) - ユン砂糖さん» 準備が整い次第でございます。努力はしておりますが私生活が忙しいのでこちらに割く時間が少ししかないのをご了承ください。もう少しお待ちいただけると幸いです。整いましたらお知らせいたします。 (2022年5月10日 21時) (レス) id: 232e126d99 (このIDを非表示/違反報告)
えむ(プロフ) - chisaさん» そうなんですね！chisa様の作品も読んでみたいです☺︎ ありがとうございます！ (2022年5月10日 21時) (レス) @page34 id: 232e126d99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えむ
| 作成日時：2022年3月16日 22時
