美女と雪男たち 5

＊ ページ29

SideA


深澤「それでは、番外編の

阿部ちゃんの挑戦です。

よーい、スタート！」




阿部「Aただいま」


A「あ、阿部ちゃんおかえり」


そう言ってふわっとナチュラルに

ピタリと隣に座ってきた亮平。


そして、うちの肩に頭を置いてきた。

いわゆる肩ズンってやつ？


A「ん？どうしたの？」


阿部「んー、ちょっと仕事でミスしちゃって……」


A「そうなの？」


阿部「うん……」


A「まぁ、そんなこともあるよ」


そう言って亮平の頭をポンポンと叩いた。


阿部「ん、ちょっと元気出た」


A「ほんと？よかった」


そう言って微笑むと亮平も微笑んだ気がした。


阿部「ねぇ、俺ちょっと疲れたから

Aに癒して欲しいんだけど」


A「癒す？うん。いいよ。なに？」


そう言うとうちは亮平にソファに押し倒された。


A「へっ……？」


阿部「ねぇ、癒してくれない？」


そう言って亮平の顔が近づいてきて

亮平がカメラをクッションで隠した。




深澤「はいっ！！カットカット！！！」


もう少しで唇が触れそうな時に

ふっかがカットをかけてうちらの距離は離れた。


康二「ちょっとヤバない！？

これはヤバいて！！」


翔太「おいおい。まだそんな時間じゃねぇぞ」


岩本「おい未成年いるんだぞ」


パッと見るとひーくんに目を隠されてるラウ笑


深澤「ねぇ待って。

ほんとにキスしてないよね？」


A「してないしてない笑

すっごいギリギリ笑」


佐久間「え、すればよかったのに」


阿部「どういうことだよ笑」

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