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救急車の中でも咳が止まらなかったAは薬を打たれて今は落ち着いて眠っている
医者の話ではそろそろ起きるみたいで、目覚めるのを待ってる
ホソクは、発見した時のショックが大きいのかベットから離れたところにいる
『ジニヒョン?ホソギヒョンもいる』
Aの声が聞こえて視線が交わる。
「よかった。やっと起きた。体調は大丈夫?」
『大丈夫です。あの時は死ぬかと思った(笑)』
笑ってそんなことを言えるぐらい今は大丈夫みたいで安心した
『ホソギヒョンも大丈夫ですか?』
明らかにAのことを避けているホソガに気づいたみたい
「ちょっとショックが大きいみたい」
『そうですか。僕のせいで、』
「そんな大げさだよ。もう平気だから」
小声で話してた僕ら二人の後ろからいつもの笑顔が見えた
「本当に平気なの?」
「平気だって。ちょっとびっくりしただけ。ちょっとね…、びっくり…しただけ…」
やっぱり思い出すと駄目になっていくホソガ。
『そっか。ごめんなさい。ヒョン』
「じゃあ、起きたことだし、家に帰ろっか」
『帰っていいの?』
「いいみたいだよ。明日も仕事だし。でも仕事終わったら病院に行くことが条件ね」
『じゃあさっさと帰りましょ。ホソギヒョンも、もう僕元気なんだからシャキッとして』
ホソガも元気なAを見て少しはマシになって二人で笑いあってる。まだ少しぎこちないけどね
「あ、そういえばこれどうしましょう」
そう言ってホソガが防弾のグループトーク画面を見せてきた。
jm:あれ、今日、家に誰もいない日だったけ?
jk:今日、火曜日だから、ジニヒョンはいるはずですよ
rm:ホソガもいるはず
jm:誰もいないんですけど!
yg:買い物にでも行ったのか?
jm:そうなのかもしれない
「やっば。みんなに連絡すんの忘れてた」
『僕にとっては好都合ですね』
この言葉で言いたくないんだなってことは感じ取れた。だから3人だけの秘密にしておいた。
jm:今日の料理当番2人もいない。破壊神だけとか、料理以前の問題だし
jk:3人ともこのトーク見てないのかな?
jm:見てたら返事するでしょ
yg:お前ら隣にいるのになんでここで会話してんだよ
jn:事務所に呼び出されてた。今から帰るね
いつのまにかなんの戸惑いもなく嘘を送信していた。
「いいの?ほんとのこと言わなくても?」
「まあ、大丈夫でしょ。夕飯はユンギがなんとかしてくれるはずだから」
「ありがと」
「たいしたことじゃないよ」
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作者名:KUROTO | 作成日時:2018年10月29日 2時