面倒くさがりマンネ-two- (ページ46)

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‘おい、勝手に寝てんじゃねえぞ。まだいいって言ってないんだが？’

そんな声が聞こえ、飛び起きた

と、見えた景色は、自分の部屋と隣で寝てるA

そっか、もうあの人はいないんだ。これは夢だって言い聞かせてもう一度寝ようとすると、今度は隣で寝てたAも飛び起きた

『夢か、怖かった』

運動した後みたいに汗びっしょりで、少し震えているA

「大丈夫？」

『あぁ、ヒョンか。』

なにか考え込んだ後、Aがあったぬいぐるみを乗っける

「な、なに？」

『もふもふでも抱いて笑顔になってください』

「もふもふって何？」

『もふもふしてるものですけど』

「いやそういうことじゃなくて」

『もふもふはもふもふです』

「ふわふわじゃなくて？」

『あー、そうかも。でもちょっと違うかな』

「その違い全然分かんない」

もふもふとふわふわの違いについて考えているA。説明難しいな～って呟いていたのが聞こえた。すると、ドアが開きホソギヒョンが入ってきた

「わ！二人とも起きてたんだ。起こさないように静かに入ってきたのに」

「確かに、ヒョンにしては静かでしたね」

「俺だって静かな時ぐらいはあるよ」

『いつあるんですか？』

唸って、静かな時を記憶から探し出してるヒョンを見て含み笑いする

「ヤー！馬鹿にしてるだろ。やめろよ」

ヒョンが僕に殴りかかるモーションをした

対抗するようにヒョンにぬいぐるみを放り投げる

「うわっ、びっくりした。なにこれ？あ、Aの部屋にあったやつじゃん」

「あ、そうだヒョン。もふもふとふわふわの違いってわかる？」

「もふもふとふわふわ？どっちも一緒じゃないの？」

「ほら～A、もふもふとふわふわは一緒なんだよ」

『違うんですって』

「でも、ホビヒョンも一緒って言ってるわけだし」

『・・・いいもん。ジニヒョンだけがわかってくれたもん』

「ジニヒョンだけ？」

『だけですけど、なにか問題でも？」

ぶっきらぼうに帰ってきた返事

「拗ねてる？」

『拗ねてなんかない』

「絶対拗ねてるじゃん」

『拗ねてないもん』

もんってかわいいかよ。ホビヒョンと笑う

『二人で笑わないでｗ僕は断じて拗ねてなんかないからな』

「はいはい」

『・・もうヒョンとは口きかない』

「それだけはやめて」

口きかれないのはきつい。すぐさまヒョンと二人で必死に謝った

『必死すぎでしょ。冗談ですよｗ』