面倒くさがりマンネ-two- (ページ4)

今日:9 hit、昨日:27 hit、合計:208,469 hit

ハイタッチ会ページ4

デビューしてから、各地を駆け回るファンとの交流会
こっちを珍しいもののように見るのが一般人じゃなくて芸能人になったんだってことを感じさせる

隣にはジニヒョンとグギヒョンが座り、流れてくるファンを待つ

僕たちのことをすっ飛ばして、シュガヒョンの方に行ってしまった人もいるし、逆に僕のところに長くいる人もいる。

「初めまして、A君。私、ジヨンって言います。君のファンです」

ザッというマンガのような登場音が似合う登場。こっちに身をグッと近づけてきた人、ジヨンさん。
丸メガネに珍しく金髪が似合っている女性

『は？』

思わず言ってしまった

「こら、ファンの方には？はないでしょ」

小声でジニヒョンに注意された

『ごめんなさい。ジヨンさん。ほんとに僕のファンなんですか、ジニヒョンじゃなくて？』

僕のファンって面と向かって言った人は彼女が初めてで、嘘だと思って隣のヒョンを指差す。
ヒョンは顔も結構かっこいいし、間違えてるんじゃないか確認してみた

「違うよ。君だよ。最年少のA君だったよね」

まだ、自分が決めた芸名で呼ばれることに慣れてないし、なんなのこの、グイグイくる人

「私ね、君の写真が上がった時にピキーンてきたの。」

勝手に僕のこと喋りまくるし、僕よりKについては詳しそう

あと、ピキーンってなんだよ、骨にヒビが入った音みたいじゃんw

「あ、喋りすぎたね。このくらい序の口だよ。君のことについては何時間でも喋れる自信持ってるから」

グイグイくるし、テンション高いし、苦笑いを浮かべる

「ごめんなさい。引いた？あ～、悪い癖が出ちゃった」

勝手に喋って、勝手に我に帰ってて笑える。なにその謎行動

『ッフ、ハハハ、面白いね、ジヨンさんは。ちょっと引いたけど、大丈夫』

「ちょっと引いたって酷いなぁ。まあ、事実だからしょうがないんだけど」

『また来るの？』

こんな面白い人が僕のファンだなんて、これからが楽しみになってきた。明日も来て欲しいと期待を込めて聞いてみた。

「券はまだ持ってるからね。明日も来るかな」

来てくれるんだ。ちょっと嬉しかった

『そうなんだ。じゃあ、明日も来てね』

そう交わし、隣のジニヒョンの方に行ったジヨンさん

キャラの濃い面白い人だった。明日も来るって。楽しみだなぁ