面倒くさがりマンネ-two- (ページ24)

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影ページ24

テヒョンside

あれから、ヒョン達からも怒られてずっと反省してたんだからね。ちゃんと反省してたから！

今は事務所で、雑誌の取材でみんなのことを紹介するんだって

聞かれるのは、Aのこと。他のメンバーの質問はもう答えた
他のメンバーは言い終わったんだけど、Aのことだけなかなか出てこない

「ヒョン～、Aの紹介が悩むんだけど助けてくださーい」

他のメンバーに助けを求める。するとみんな集まってきて、一緒に考えてくれることに

「まずは、テヒョンとは正反対だよね～」

ジミンが言うとみんな頷いた

「ほら、Aって大人ぽいじゃん。テヒョンとは大違い」

『でも、似てるとこもあるでしょ？』

自分では分からないから聞いてみる。ほら、自分のことって自分より周りの人の方がよく知ってるって言うじゃん

「……あるかな？」

『え！ないの？』

あると思ったのに、みんな黙ってしまう。と、そこにAが部屋にやって来た。

「皆集まって何やってるんですか？」

『そうだ！A。僕とAの似ているとこってどこだと思う？』

「急に何ですか」

悩んだようにこっちを見て、人だかりの中にいた記者に気づき、挨拶をしたA。

『ねえ、ちゃんと考えてる？』

「ちょっと待ってって。そんなすぐに出てくるわけないじゃん」

「強いて言うなら、気分屋じゃない？」

そうかな？とも思ったけど、ジミンが言うと、なんか説得されてしまう

他には、特に出てこなかったから次の質問に答えることに

もう、僕の周りにみんな集まって、僕の取材じゃなくて防弾少年団としての取材になってきている

「では、メンバーの皆さんしか知らないAさんについて教えて頂きたいんですけど」

それなら、たくさん出てくる気がした

『まず、辛いものが苦手。それから、甘党。ココアとかいつも飲んでる』

「それ言ってること大体一緒じゃん」

『あ、苦手って言うより食べられないんです』

「そうなんですね」

『あと、ゲームが上手すぎる。Aには、勝てたことがないんです。ハンデを貰っても勝てないんです。あとは…』

思い出しながら喋るのって大変かも。言葉に詰まってると、グガが口を開いた

「僕らの影のリーダー」

これには、さっきまでこっちに興味なさそうだったAもゲームの手を止めた

「僕がリーダーとかwユンギヒョンの間違いじゃないですか」

ないないと笑いながら否定してるA。少なくとも僕らはそう思ってるから