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JM side
テヒョンのいたずらが2日目も成功した。Aには何にも疑われないし、怒られることもなかった。
Aは、これでほぼ2日何も食べていないことになる。やはり、見るからに元気のないAを見ると、少し罪悪感があるが、それ以上に、いつもの仕返しだと思って楽しんだ。
3日目は、みんなで辛すぎるで有名な店に行くことに。3日連続で辛い料理だと流石に怪しまれるかと思った。けれど、そこはヒョン達が嘘に嘘を重ね、怪しまれずに済んだ。
最近、夕食が辛いものが多いのは「実家からたくさん送られてきて早く消費しないと腐っちゃうから」
今日のお店が辛い料理なのは「人気の料理店だし、前々から行きたくて、今日はこの店安く提供してくれるから」
これを自分たちでほんとに不思議そうに言うことで、Aに偶然が重なっただけだと思わせる。
Aとホソギヒョンは何も注文しなかった。グギはちらちらこっちをうかがっている
料理が来る前、Aとホソギヒョンは店を出て行った。少し後にジョングガも。僕らは少しやり過ぎたかと思ったけど、料理が来てしまい、食べることにした。
A side
今日の夕飯はお店で食べるそうで、少しは僕の食べれるものがあるかと思ってワクワクしてたのに、着いた店は辛さが評判の店で、もう嫌だった。
他のヒョン達は、美味しそうとか、これ食べてみたいとか言ってるけど、僕には分からないし、この店の匂い、温度、人の多さで気分が悪くなってきた。吐き気を催してトイレに駆け込む。そのまま、吐いてみれば出てくるのは胃液だけ。食べてないから当たり前か。少し休んで、トイレから出ると、ホソギヒョンが僕を店の外に連れ出してくれた。
「A、大丈夫?三人で別のお店行こっか」
ホソギヒョンの優しさが身に染みる。歩くのにも疲れ、頭が動かない。
「その前に、病院かな」
「ちょっと待って、僕もいる」
ジョングガも後ろから走ってきた。
『もう、嫌だ。こんなところに居たくない』
みんなが好きなものが僕は食べられない。あのお店にいた人が人じゃないみたいに思えてきて、怖くなった。いろんな思いが溢れて、涙が溢れてくる。グギヒョンに抱きしめられる
「そうだね。あれはやり過ぎだ。PDに報告だな」
「もう安心していいから」
そのままヒョンはタクシーを呼んでくれ、僕を病院にまで連れて行ってくれた。
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作者名:KUROTO | 作成日時:2018年10月29日 2時