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JM side
テヒョンのいたずら2日目。今日はダンス練習で朝から練習室。ずっと部屋に篭りっきりで練習を行う。。
ホソギヒョンとグガが、「僕が教えるから、先生は先にほかの人と一緒に進めててください」って言って、後ろで三人で練習してる。明らかにあの二人には一線を引かれた。
A side
昨日、ほぼ何も食べてないと言ってもいいぐらい食べていないから、体が思うように動かない。
今日は大事な練習日なのに。隣のホソギヒョンに支えてもらってやっと立ってる状態。
「A、ごめん」
ホソギヒョンが僕にだけ聞こえる声で突然謝った。なにかと思って振り向くと、ホソギヒョンは、鏡の前で踊ってるみんなを鋭く睨んでいた。いつも優しいヒョンのこんな顔は初めて見て驚いた
『ヒョン?どうしたの?』
聞いても返ってくることはなく、代わりにヒョンは僕の口に飴玉を放り込んだ。1日ぶりの糖分。毎日必ず甘いものを食べている僕にとってはありがたかった
『ヒョン。ありがと』
「みんなのいるところでは食べないこと。食べるなら一人のときか、僕といるときだけね」
そう言って、ホソギヒョンは僕の鞄に数個の飴を入れた。不思議な行動だけど、これが、僕が満足できる食べ物だから、嬉しくって甘さを噛みしめていた
長かった練習が終わり、宿舎に帰ってきた。お腹が空いて、夕食まで時間があるから、何かあるかなと、棚を探したんだけど、僕に合う甘いお菓子がなく、辛いものばっかがあって、唯一見つけたマシュマロもジミンって名前がデカデカと書いてあって、食べるものが無かった。
何かないかと探してキッチンにやって来た。そこには、辛いもの独特の匂いとテーブルの上に、「辛」と書かれたパッケージの食品があった。
うわって思いながら折角作ってもらってるのに文句を言うのはダメだと思って、キッチンから離れた。
「ヒョン、ココア作ってください」
「ごめん。僕が使ったのが最後みたいで、まだ粉が新しいのないの。また今度買い物した時に」
「そっか。また今度」
辛い料理の匂いにやられ、家を出る。外の空気を吸いながら、今日の夕飯が食べれない辛いものだと分かり、どうしようかと考える。折角作ってもらったのに失礼じゃないかって考えてしまい、結局家に入る。
今日の夕飯も辛くて全然食べれなかったし、食後のプリンも、勉強の時に飲むココアも無く、買っておいたスイーツも食べられてしまった。元気が無く、怒る気にもなれなかった。
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作者名:KUROTO | 作成日時:2018年10月29日 2時