検索窓
今日:1 hit、昨日:9 hit、合計:87,678 hit

ページ3

ほぼ毎日、みんなの倍の練習をこなし、参加できなかった練習は海青くんからビデオを送ってもらい練習したり、付き合ってもらったりしてもらっている。




同年とは仲良くなったけれど、年上とはまだなかなかうまく話せない。




LINEの友達欄も海青くん、慎、昂秀、拓磨、龍。
年上は比較的話しやすい陸さん、翔吾さんしかいない。



かろうじて、オーデション後にできたボーカル候補生のグループと、17人のグループがあるだけ。



「じゃあ頑張って」



『頑張ります!』



朝からのボイトレが終わり、陸さんと別れ、レッスン室へ向かう。
これから、パフォーマーだけのダンス練習に参加する。



進捗はちょくちょく海青くんや拓磨からLINEに送られて来ていていたけれど、実際に見ていると、
結構進んでて分かんない。




「A、お疲れ」



休憩時間。ポツンと立っていた僕に声をかけて来たまこっちゃん。
周りの視線が一斉に刺さる。




『休憩はいいの?』



「大丈夫。そんな疲れてないから」



『悪いんだけど、今日のダンス教えてくれない?見たけど分かんなくて』



「もちろん。そのつもりで声かけたけど?」




顔に?を浮かべる慎に思わず笑みがこぼれる。


「何笑ってんの?」


『ううん、ありがと。』



「じゃあ、最初からね。カウント4から右足から入って、」


映像で見た通りの動きをする慎に必死について行く。
短い休憩時間。できる限り詰め込む。








15分の休憩が終わり、力也さんの声で練習が再開する。



昂秀の隣の立ち位置について、思い返しながらダンスするけど、ほとんどわからないだらけ。
一通り休憩時間に教えもらったけど、ついていけない。


自分のせいで全員の輪を乱しているのがはっきり分かる。


「今度の練習までにちゃんと踊れるようにしといてよ」


練習終わり、帰り際の誰かにそう言われた。

・→←始動



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (111 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
405人がお気に入り
設定タグ:THERAMPAGE , 男主 , EXILETRIBE
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:くろ | 作成日時:2019年10月24日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。