秋の訪れ。 ページ1
『ねぇ。____君……何処にいるの？』
彼は2年前の夏祭り以来姿を消した
あの夏祭りで私は、彼を待って居たのに。
彼は、その約束の場に姿を現さなかった。
______
____
__
_
「A〜！起きなさい〜！」
母の声で目が覚める
『今日、日曜日じゃん。もう少し寝たい〜…』
着替えて、リビングに行き母に抗議する
「だーめ。今日は、お隣さんが挨拶に来るの。それも特別な。ね♪」
母が妙に機嫌がいい。
……お隣……
前は、___君だった。
…名前なんだっけ……忘れちゃった…
大切で忘れちゃいけない人なのに。
まぁ、とりあえず、朝ご飯を食べよう。
母が作ってくれた、スクランブルエッグとパンを食べる。
その時
ピンポーン
インターホンが鳴る
「あっ、来たわ♪♪」
母は上機嫌で、玄関に行った
「A〜！！来て来て！」
母に呼ばれ、玄関に行くと
あの夏祭りの記憶が蘇った
「ほら、覚えてる？【エンマ】君よ。ぬらりひょんさん、また、戻ってこれたんですね〜」
嫌だ、あんな奴大嫌いだ。
約束破って……
勝手に消えて、
今更出てきて………
「エンマ君もAと一緒の学校…A！！！？」
私は家を飛び出した
【もう、顔も見たくない。】
私を夏祭りで一人にした
アイツなんか。
「A」
名前を呼ばれた瞬間抱きしめられる
「捕まえた。」
『離して！…警察に訴える！！！』
「嫌だね。あと、警察に訴えるのはご自由にどーぞ。」
ソイツはニコニコ顔で私を見る
『約束破った奴の顔なんて見たくない』
そう言うとソイツは少し悲しい顔をして、私を離した
そして
「ごめん。」
と小さく謝った
「…嫌いでもいいから。お前の隣にいていいか？」
…
……
『………別に…いいけど。』
素直に【お帰り！】と言えない自分が本当に嫌だ。
「A、お前とまた会えて嬉しい。」
『……そう。』
そこで会話が終了し、静かな間が生まれた
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いずみん(プロフ) - 新作おめでとうございます！！！！！これからも応援してます！ (2017年10月13日 6時) (
レス) id: 83b2291395 (このIDを非表示/違反報告)
アミュレット - スゴくキュンキュンしますよ！エンマ大王様hs、やっぱり最高ですね！頑張って下さい(*^^*) (2017年10月4日 7時) (レス) id: f05737ad1b (このIDを非表示/違反報告)
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