ラウールside ページ2
ラウールside
手を伸ばしたが届かなかった､､､。
(今誰かの名前を呼んだような??)
夢だったのか、だけどなんの夢だったんだろう忘れたらダメな気がするのになぁ…
ラウ「あっ、ヤバい、起きなきゃ〜遅れちゃう!!」
僕は施設で生活している
僕はいつも朝から新聞配達をして、院長先生に武術を習ってるの！
ドンッ！ドンッ！パシっ！
ダンっ!!!!!!
院長「よし、今日はここまで。 フゥー」
ラウ「はいっ！ありがとうございました！」
院長 「ほんとに強くなったなっ！ところでラウール、アパートを探してるみたいだねぇ」
ラウ「はい」
院長「学校とバイトを両立しながら一人暮らしはキツイだろう高校に上がったからって急いででていく必要は無いんだよ??施設に遠慮はいらないんだ？」
ラウ「いえ、どうせ自立するなら少しでも早い方いいと思ったんです。」
(､､､そうだ、甘えちゃいけない、一人で頑張っていかなきゃ)
施設の人「ラウールくん、ごめんねポスト見に行ってくれない??」
ラウ「あっはいっ！わかりました！」
パカッ
『ラウール、オマエナンカシンジマエ』
まただ､､､新聞の文字で作られた手紙これで二枚目だ。
(良かった院のみんなにバレなくて、)
15年前､､､
院長「ラウールお前は赤ちゃんの時に院の垣根のところで見つかったんだ。そのとき、ラウールと書かれた紙しかなく身元がわからるものは何も無かった。」
(僕を"いらない"人がいるんだ)
誰か僕に教えて､､､僕の生まれた来た意味をここいていい理由を。泣
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作者名：奏 | 作成日時：2022年3月26日 21時
