29 ページ29
阿部side
授業が終わって
阿「Aさ、このあと時間ある？」
なるべく普通なトーンになるように言うと
Aは腕時計をみて
『あー、ごめん、予定入ってる』
阿「そっか」
『なんか用事あった？』
阿「いや、別に大丈夫」
『てかさ、阿部ちゃん、呼び方ー』
阿「あ、ごめん笑」
そんな感じで他愛のない話をしてたら
「Aー、遅いから呼びに来た」
声の方を見ればこの間の長身のお洒落イケメンが
『あ、目黒くん』
Aもその人の方をみて、手を振る。
目「もー、目黒くんじゃなくて、蓮って呼んでって言ったじゃん」
『まだ慣れなくて笑』
2人の雰囲気は明らかにいい感じ
嫌な予感がする。
『じゃ、阿部ちゃん、またね』
阿「うん、またね」
去り際
目「A先輩と付き合うことになったんで。まぁ、まだ仮ですけど」
俺の耳元で小さな声で言って、先をいくAを追う目黒
仲良さそうに去っていく2人の後ろ姿を見る俺は、きっとひどい顔をしていたと思う。
だって
目黒に異様に嫉妬して
どうしようとなく苦しくなって
ああ、俺はAに恋をしてるんだって
恋をするってこういうことなんだって
改めて気づかされた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 408人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ピーマソボーノレ - え、これってもしかしてRENMEGUROと阿部ちゃん遭遇しちゃうパティーン！？えぐいえぐい！ (2020年6月29日 5時) (
レス) id: 4aa9eb025b (このIDを非表示/違反報告)
ゆふ(プロフ) - 楽しみです！^ ^ (2020年6月14日 23時) (レス) id: a88b967383 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：メルダ | 作成日時：2020年6月14日 10時
