26 ページ26
Aside
黙ったまま目黒くんの後をついて行きながら
阿部ちゃんと彼女のことを思って
ただひたすら、胸が痛くて
そしたら急に
目「ここです」
目黒くんから言われて顔を上げる
『東京タワー…』
目「俺好きなんですよ、スカイツリーも良いですけど、たまには悪くないですよね」
あれ？こんなに綺麗だったっけ
なんて夜空に照らされた東京タワーを見ながら、ぼんやり考える。
目「のぼりましょっか」
エレベーターに乗り展望台へ
ドアが開き、東京の夜景が目に飛び込んだ。
『きれい…』
目の前に広がる景色に息を飲む。
今日はあまり人が多くないらしく、人はまばら
展望台から東京の夜景を眺める。
『きれいだね』
目「ですね」
さっきまであんなにどんよりしていたのに
気づいたら私は自然と笑顔になっていた。
朝からずっと迷惑かけて
たくさん嫌な気持ちにさせたはずなのに
こんなにいい場所にまで連れてってくれて
目黒くんには感謝しかない。
『目黒くん…連れてきてくれてありがとう』
隣にいる目黒くんの方を見て言う。
目「先輩ー」
急に私の手を強く握って
真っ直ぐこっちを見つめる。
少し間があって目黒くんの口が開く。
目「俺じゃ、だめですか？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 408人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ピーマソボーノレ - え、これってもしかしてRENMEGUROと阿部ちゃん遭遇しちゃうパティーン！？えぐいえぐい！ (2020年6月29日 5時) (
レス) id: 4aa9eb025b (このIDを非表示/違反報告)
ゆふ(プロフ) - 楽しみです！^ ^ (2020年6月14日 23時) (レス) id: a88b967383 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：メルダ | 作成日時：2020年6月14日 10時
