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お店を出ると
あたりはもう夜。
目「最後に連れてきたいところがあるんで」
そう言って私の手を引く。
朝は少し抵抗があった気もしなくはないけど
慣れたのか普通に手を繋げてる。
携帯で地図を見ながら
目「少し距離あるんですけど歩けますか？」
『大丈夫、ありがとう』
目「きつくなったらお姫様抱っこしますんで」
『ばか笑』
さっきの一件で少し気まずくなってしまったかもと思ったけど
目黒くんはいつも通り。
大通りに出てしばらく歩いていたら
『阿部ちゃん…』
思わずそう呟いていた。
だって数メートル先には
見慣れた長身
つまり、私が今一番会いたくない人が
すごく綺麗な女の人と腕を組んで歩いていたから。
2人は仲良さげに顔を近づけて何か話してるようで
見ようとしてこなかった現実を不意に突きつけられた気がした。
亮平には彼女がいる。
私はただの友達。
わかってはいたけど
いざ目の前にしたら
どうしても苦しくなってしまう。
たちすくむ私に
目「先輩？」
心配そうに声をかけてくれて我に帰った。
『大丈夫』
目「大丈夫じゃないでしょ」
『いや…、早く行こ！』
そう言って目黒くんの手を引く。
「え？A…？」
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ピーマソボーノレ - え、これってもしかしてRENMEGUROと阿部ちゃん遭遇しちゃうパティーン！？えぐいえぐい！ (2020年6月29日 5時) (
レス) id: 4aa9eb025b (このIDを非表示/違反報告)
ゆふ(プロフ) - 楽しみです！^ ^ (2020年6月14日 23時) (レス) id: a88b967383 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メルダ | 作成日時：2020年6月14日 10時
