２ ページ4
〜蓮目線〜
あっという間に翔太のお皿には、
あと味噌汁とトマトだけになった。
やっぱり自分からはトマト食べないよなぁ。
そう思いながら声をかける。
蓮「翔太〜？トマト、頑張って1個だけ食べよっか？」
そう言うとぷいっと顔を背けて言った。
翔「やだっ！だって俺トマト嫌いだもん！」
蓮「しってるよ？でも頑張れば食べれるでしょ？
少し頑張ってみよ？ね？」
翔「いや！！パパが食べればいいじゃん！」
今日はなかなか手強そうだな、汗
そう思ってると、翔太は味噌汁を飲みほして
席を立うとした。
蓮「あ、こーら。まだトマトが残ってるでしょ？」
翔「トマトなんかいらないし！」
そう言って睨んでくる。
でもまだ小学2年生。
睨まれても怖くないし、可愛いが勝っちゃうんだよな、w
そう思いながら翔太の隣に移動して食べさせようとする。
蓮「ほら、1個だけ！あーん。」
そう言ってトマトを持って口に近づける。
翔「やだ！！要らない！！」
翔太はそう言うと思いっきり俺の手をはたいた。
それと同時に床に転がり落ちるトマト。
蓮「こら！食べ物粗末にしていいの？？」
俺が思わず怒ると、翔太はまたそっぽを向いて言った。
翔「食べたくないものは食べたくないの！！」
そう言う翔太の顔を両手で掴んで目を無理やり合わせる。
蓮「ねぇ、だからって食べ物ポイしていいの？
いいって1度でもパパ言った？」
目を見て言うとバツが悪そうに目を逸らした。
蓮「ねぇ、パパの目みて。いいって言った？？」
そう言うと不貞腐れたように言った。
翔「言ってないけどぉ、。。俺トマト嫌だもん、。」
そう言う翔太の目を見てお説教をする。
蓮「嫌いだからってポイしたらダメだよね。
パパ、いつも言ってるよね？」
そう言うと目を泳がせながら言った。
翔「言ってるけどぉ、。。だってぇ、。」
言い訳をしようとする翔太に俺は言った。
蓮「こーら。言い訳しない！
悪いことしたらなんて言うの？？」
そう言うと、目を逸らして黙ってしまった。
素直に謝らないところあるんだよね、翔太は。
あれしなきゃダメかな、。
そう思いながら心の中でため息をついた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 143人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
るとか - 作者様、今回Twitterを作る流れとなりましたのでフォロー申請させて頂きました。DMを送る事が出来ないようなので承認お願いします (9月27日 22時) (
レス) @page34 id: 8da4c1aa45 (このIDを非表示/違反報告)
雪音.*(プロフ) - るとかさん» るとかさん、ありがとうございます！これからもよろしくお願いします(*ˊᵕˋ*) (6月30日 22時) (レス) id: e52fa5e08e (このIDを非表示/違反報告)
るとか - Twitter等は使いたくないのでここでこれからも応援して行きます。 (6月30日 10時) (レス) id: 8da4c1aa45 (このIDを非表示/違反報告)
雪音.*(プロフ) - ホニョホニョさん» ホニョホニョさんありがとうございます〜！これからもね頑張っていくのでよろしくお願いします！(˶' ᵕ ' ˶) (6月29日 16時) (レス) id: f9edeb1212 (このIDを非表示/違反報告)
ホニョホニョ(プロフ) - お誕生日おめでとうございます🎂これからも素敵な作品を楽しみに待ってます😊本当にお誕生日おめでとうございます🎉 (6月29日 16時) (レス) id: a2df502461 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：雪音.* | 作成日時：2023年6月7日 21時
