天狐と人と ページ35
.
むかーしむかし、とある神社に天狐という神の狐とぉー。
蓮華という美しい陰陽師の女の子が居ましたぁー！
天狐は蓮華に惚れておりぃ、蓮華は天狐に惚れておりましたぁ！！
ですが蓮華は日本でも指折りの有名陰陽師でー。
今暴れているという玉藻前をぉー、封じに行く為にー、出張をすることとなりましたぁー。
......え？ふざけてるって？はーいはい、直せば良いんでしょう。
ですが天狐には分かっていました。
蓮華とはいえ人が玉藻前に勝てないこと。
そして、きっと............。
「行くな」
「止めるな天狐。これも陰陽師としての役目」
陰陽師として生まれ、陰陽師として死ねるなら......
これ以上の幸せはないさ。
天狐は悔しくなりました。
自分じゃ陰陽師としていきる以上の幸せを彼女に与えられないのかと。
悔しいながらも、その掴もうとした手は、蓮華によって振り払われました。
蓮華は玉藻前の居るという場所に行く為に、列車に乗りました。
乗る直前に、天狐の額に口づけをしました。
「また、どこかでな」
10年、100年、1000年......待ち続けました。
でもやはりその言葉が。その口づけが。
最後となってしまったのです。
......蓮華はきっと、玉藻前の妖力と化したでしょう。
「......おしまい☆」
続く
お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←生きる光【神無月圭】
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
総悟13(プロフ) - 終わりました (2017年3月12日 18時) (
レス) id: 56f522caa1 (このIDを非表示/違反報告)
総悟13(プロフ) - 更新します (2017年3月12日 18時) (レス) id: 56f522caa1 (このIDを非表示/違反報告)
総悟13(プロフ) - 更新します (2017年3月11日 17時) (レス) id: 56f522caa1 (このIDを非表示/違反報告)
りぃか(プロフ) - 終わりました (2017年2月23日 17時) (レス) id: d025085921 (このIDを非表示/違反報告)
りぃか(プロフ) - 更新します。 (2017年2月23日 17時) (レス) id: d025085921 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
