GAME11 DON'T LOOK BACK ページ13
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「あァ…?うっせーよフード野郎!!!」
声に出てたのか…まぁいいや
「つーかなめやがってたたむぞコラ!!!」
そう言って駆堂はパカに蹴りを入れようとするが見事に避けられている
格闘ゲームが得意そうだな…
「えーこちらが駆堂アンヤ様このように格闘ゲーム全般が得意な実況者様です」
お、当たった
「アン坊そのくらいにしときなよ。そのアルパカ君に絡んでも埒があかないよ昨日までさんざん試したじゃないか」
「クソッ」
駆堂にそう言うのは研究員っぽい女の子
でも何処かで見たことがある…
「次はボクの番だ。路々森ユズ、パズルや迷路やり込みゲームが
路々森ユズ…聞いた事がある様な無いような…まぁいいや
「ユズ?」
入出のアホ毛が反応する
もしかして知り合い?
「ひょっとして『ロロロのやりこみ実況』のユズ先輩ですか?」
「そうだが君は?」
あれ…でも路々森さんは知らないっぽい
いや…もしかしたらコラボ繋がりかもしれない
「おっおおー!俺!『あっきー』です花粉症実況の」
「おお!あっきーか!」
この反応を見る限りコラボ繋がりみたいだな
「ははっなんだい君も誘拐されていたか!」
「…なによ知り合い?」
路々森さんと両手をハイタッチしていた入出にそう尋ねる女の子
「はい!昨年あげた『公園の落ち葉で全身埋もれる実況』から仲良くしてもらって」
なにその実況気になる
「あ…説明もういいわ」
「近々コラボ実況をする予定だったのだよ。ちょうどいい向こうのラウンジで打ち合わせをしようじゃないか」
「いいですね」
「お待ちくださーい」
手を合わせてルンルンと教室を出ていこうとする二人をパカが止めていた
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作者名:雪雅 | 作成日時:2020年12月29日 14時