思い出12 ページ15
菊地原side
うるさい
理由は簡単、隣の家に住んでて僕の部屋の窓から移動出来る部屋に住んでるアイツがなんか唸ってるから
このままだとうるさすぎてストレスが溜まりかねない
僕は苦情を入れる為自分の部屋の窓を開けアイツの部屋の窓を叩いた
『え』
案の定、霧宮はキョトンとした表情を見せ一旦フリーズした後、すぐ窓を開けてくれた
「何やってるのか知らないけどうるさい」
『あ…ごめんなさい』
シュンとしながら謝ってくる霧宮に僕は内心ため息を着きつつ目線を下に向けると霧宮が手に持っていたスマホが目に入る
画面は初期設定の画面になっていた
もしかして唸ってた原因ってこれ？
助ける？でもそんな事したくない面倒だし
でも、放置したらまた面倒なことになるし…
はぁ…仕方がない
「……ちょっと一旦こっちの部屋来て」
僕がそういうと霧宮は少しだけ目を見開いた
後、何か困惑してるし
はぁ…話進まないし…
『………』
…その表情何？霧宮は僕を何だと思ってるの？
「その私、殺されるかな見たいな顔やめてくんない？何にもしないから」
僕がそう付け加えたらまた目を見開いた
えっ…マジでそう思ってたわけ？
『…わかった』
僕が内心驚いていると霧宮がそう言ったので僕は窓から離れる
そして霧宮が僕の部屋に入ったので霧宮の部屋と僕の部屋の窓を閉める
「そこ座って」
そう命令し霧宮がベットの上にちょこんと座る
「貸して」
そう僕が言うと困惑しながらも霧宮はスマホを貸してくれる
言ったのは僕だけどそんな簡単に渡しちゃダメでしょ
『…どうぞ』
「今から僕の言う事聞いてね」
・
その後、簡単に説明しながら霧宮にパスワードの設定を教えたりしたら案外早く終わった
『…お、おぉ〜！！』
キラキラとした表情を浮かべながら霧宮は喜んでるけど殆ど僕がやったからね
「喜びすぎじゃない？というか何でこんなのも出来ないの？」
普通だったら出来るでしょ
機械音痴すぎない？
『え……多分…初めてやる…から？』
「はぁ…」
絶対後からまた面倒事持ち込むでしょ
その後、僕は霧宮のLINEの設定を手伝いながら霧宮に1つ質問を投げかけた
「霧宮はボーダーに入ってるの？」
結構前にたまたま耳に入った発言からボーダーに入る事がわかるからそれの確認をただ…したいだけ
その時の後者の発現はもう少し時間が経ってからじゃないと教えて貰えないと思うから今は聞かないことにした
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しらせ(プロフ) - mai04034さん» そう言って貰えて嬉しいです(^^)これからも楽しんでいただけますよう頑張ります！ (2020年7月13日 2時) (
レス) id: 43630d8681 (このIDを非表示/違反報告)
mai04034 - このお話し好きです！これからも頑張ってください！ (2020年7月12日 21時) (レス) id: fe11d25041 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪雅 | 作成日時：2020年7月7日 19時
