次の任務は超生物を退治することでした！

33時間目 転校生の時間・2時間目 ページ40

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雨がザアザアと降る中、クラスの皆さんのあいさつが響き渡る


「はい、おはようございます。烏丸先生から転校生が来ると聞いていますね？」

「あーうん。まぁぶっちゃけ殺し屋だろうね」


律さんの時みたいに、油断は出来なさそうですね…


「律さんの時は少し甘く見て、痛い目を見ましたからね。先生も今回は油断しませんよ
いずれにせよ、皆さんに暗殺者(なかま)が増えるのは嬉しい事です」

「そーいや律、何か聞いてないの？同じ転校生暗殺者として」


こういうのって、同時に投入されそうですよね…

暗殺成功の確率を上げるためにも…


「はい、少しだけ。初期命令では…私と『彼』の同時投入の予定でした。私が遠距離射撃、彼が肉迫攻撃。連携して殺せんせーを追い詰めると」


肉迫攻撃…

殺せんせーに近距離攻撃が出来るってことですよね…

どんな人なんでしょうか…呼吸を使う人では無さそうですし…


「ですが…2つの理由でその命令はキャンセルされました」


2という数字が律さんの画面に表示される


『理由は…何だったんですか？』

「ひとつは彼の調整に予定より時間がかかったから。もうひとつは











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私が彼より暗殺者として圧倒的に劣っていたから」


クラス中が息を飲む

殺せんせーの指を飛ばした律さんが圧倒的に劣っているって…


「私の性能では…彼のサポートをつとめるには力不足だと。そこで、各自単独で暗殺を開始することになり、重要度の下がった私から送り込まれたと聞いています」


一体…どんな人がやって来るんでしょうか…

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