次の任務は超生物を退治することでした！

31時間目 LRの時間 ページ38

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時透くんに稽古をつけて貰って、気づいたら6月

湿気の季節ですね


「カラスマ先生〜。おつかれさまでしたぁ〜ノド、乾いたでしょ。ハイ、冷たい飲み物!!」


烏丸先生曰く、イリーナ先生とロヴロさんというイリーナ先生の師匠が烏丸先生に対殺せんせー用のナイフを当てる模擬暗殺というものを今、やってるらしいです。

そのためか、猫なで声でイリーナ先生が烏丸先生に近づいて来ますけど…

何かしら入ってそうですよね…


「おおかた、筋弛緩剤だな。動けなくしてナイフを当てる」


ため息をつきながら烏丸先生はそう言う

バレてます。イリーナ先生…


「…言っておくが、そもそも受け取る間合いまで近寄らないぞ」


烏丸先生は警戒を解く気はないですし…

うーん…この様子だと体格的な問題でイリーナ先生が負けてしまう気がします…


「あ、ちょ、待って、じゃ、ここに置くから…あっ」


高いヒールの靴を履いてるせいか筋弛緩剤入の飲み物を置こうとした拍子にイリーナ先生は転んでしまう


……大丈夫ですかね

このままイリーナ先生がいなくなっちゃうなんて嫌ですよ…

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