次の任務は超生物を退治することでした！

14時間目 ページ19

in 男子部屋 No side


「やっぱ1位は神崎さんか」

「まぁ、嫌いな奴いないわなー」

「それにしても七瀬が同率1位なのも納得だよな」


七瀬が元A組だということは周知の事実

だが、女子とは違いE組男子は寺坂グループを除き七瀬を仲間として受け入れていた


「わかるわかるいっつもふわふわした雰囲気だからこっちも自然と笑顔になっちゃうんだよな」


その言葉に何人かの生徒は頷くそして…


「わかる!!」


それは時透もしかり…


「時透いつ部屋に戻って来たんだよ…」

「ん？柚子の話題が来た瞬間」


そう、時透は七瀬の話題が出た瞬間にサッと襖を開け、この話題に入ってきたのだ


「うわっ、お前の七瀬愛怖いわ…」

「というか時透の様子を見てなぜ七瀬は気づかない…」

「鈍感な所も可愛いよね〜…それと、柚子は渡さないから」


満面の笑みでそう言う時透

これらの発言でなぜ七瀬は時透に好かれてるのに気づかないのかという疑問に毎回陥る


「重症だな…」

「というか時透が居る限り俺ら七瀬に手出せないから…」


寧ろ時透から命を狙われかねない


「それにしても、時透はいつから七瀬が好きなんだ？」

「えっ、そんなの会った瞬間に決まってるじゃん」


そんな質問にも即答で答えるのは予想がついていた


「うん…何となく察してたわ…」

「そういえば、七瀬と一緒に転校して来た時から知り合いっぽかったけど2人はいつから出会ってたんだ？」

「それは…(不味いな)」


ガララ…


「お、面白そうな事してんじゃん」


赤羽という救世主に時透は心の中で感謝するのだった

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