完成披露試写会 ページ33
※架空の人物登場します。
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完成披露試写会は時間の関係上、出演者のほとんどが未成年の為ユーリア役の杉本七海さんと監督と俺だけが登壇した。
「何か裏話とかありますか？」
『僕実は共演者の皆さんと一緒に撮ってないんですw』
「そうなんですか？」
杉「妖精は人間の時間とは別にいる設定なので、私達はロケ行ったりしたんですけど東雲さんはオールグリーンバックで撮影したって聞いてますw」
監「しのくんずっと寂しい寂しい言ってましたよw」
『だって監督やスタッフさんは居てもカメラ回ったら1人なんですもんw』
そんな裏話をしていると観客の皆さんが笑ってくれた。
「他には何かありますか？」
杉「撮影の時に東雲さんは別だったって言ったんですけど、ロケ現場に東雲さんが差し入れ持ってきて下さって。」
『はい、持って行きましたw』
「どんな差し入れを？」
『結構ケータリングは充実してるって監督から聞いてたのでスイーツを。』
杉「しかも手作りでしたよね！」
監「凄い数持って来てくれたんですよ。」
「そうなんですか？」
『スイーツって言っても全員が全員甘い物好きとは限らないよなと思って甘め、普通、ビターの3種類を30個ずつ…』
「凄いですね！」
監「おかげでスタッフも皆で食べてやる気出ましたよw」
「お2人はどの甘さを召し上がったんですか？」
監「俺はこう見えて甘党なんで甘めをw」
杉「私は普通のを頂きました。」
「美味しかったですか？」
杉「美味しかったです！凄い美味しかったんで材料聞いてびっくりしました！」
監「確か材料3つだよね？」
『ココアパウダーとはちみつとお湯ですw』
差し入れ話で盛り上がった後、観客の皆さんと共に映画を視聴し、最後に簡単な挨拶をして完成披露試写会は終わった。
鷹「お疲れ様。」
『鷹ちゃーん…事務所行く？』
鷹「あぁ。事務仕事残ってるから。」
『俺も事務所連れてってー…』
鷹「今日もう上がりだろ？w」
『いや、どっか撮影やってるグループ居たらちょっと顔出したい。』
鷹「分かったw」
鷹ちゃんに事務所に連れてってもらうもタイミング悪く撮影中のグループは居なくて、でも打ち合わせに来た亀梨くんと少し喋ってから家に帰った。
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作者名：おにぎり | 作成日時：2023年7月10日 15時
