名前が真逆な雪男〜2〜 (ページ31)

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『おはよー。』

ラ「え?!夏樹くん銀髪になってる！」

佐「めっちゃ良いじゃん！」

阿「銀は初だよね？」

『そう。次の映画でね。』

Deracineの映画に出演する関係で行きつけの美容院で銀に変えてから初の仕事。

今日はラウ、さっくん、阿部ちゃんの3人とYouTubeの撮影。

3人とも反応が良くてちょっと楽しかった。

阿「どうもー！SnowManでーーーす！」

ラ「声声www」

佐「また裏返ってるwww」

『もう阿部ちゃんがMCの時はこれ心待ちにしてるもんwww』

いつものようにわちゃわちゃ始まった撮影。

今回は大富豪で遊ぶそうでいつも人狼ゲームで使うあの場所での撮影だ。

ラ「一番うちのメンバーで大富豪って言葉が似合いそうな人居ないwww」

佐「国王ー！www」

阿「いや、もし舘さん弱くて大貧民になったらどうすんのwww」

『あれ？w』

カードをきりながら盛り上がる3人に笑っているとさっくんの声が聞こえたのか舘様がやってきたw

舘「呼んだ？w」

佐「国王?!www 待て待てw 出ていいの？w」

舘「だって佐久間が呼んだからw」

しれっと俺の隣に舘様が座り、話を聞くとどうやら個人仕事が別日にズレたらしく急遽5人でそのまま続ける事になった。

舘「夏樹髪色変えたんだね。」

『お仕事で…w』

舘「似合ってるよ。」

『ありがとうw』

ラ「舘さん金髪で夏樹くん銀髪だからゴージャスさが凄いwww」

佐「眩しいよwww」

『知らんがなwww』

隣でラウとさっくんの顔をキョロキョロと見る舘様に変わりツッコミを入れると何故か舘様に肩を寄せられ、頭をくっ付けてきたw

阿「舘さんデレた?!w」

『え?!なんで？www』

舘「YouTubeでもこういうの見たいかなって。」

ラ「ファンサwww」

その後もわちゃわちゃしながら撮影を終え、家に帰る。

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ベルとマリアに癒されてからソファーに座って台本を読む。

Deracineの世界観は好きだ。

妖精という設定だが日本で分かりやすい例えで言うと正直幽霊と似ている。

俺が演じるアレクシスは既に亡くなっており、妖精となってすぐは自分が誰だか分からないまま導きの声に従い色んな奇跡を起こしていく。

最初は舞台化の予定だったらしいが妖精の世界は時間が止まっている為演者がやりやすいだろう映画に切り替えたそうだ。

ゲームには無かったアレクシスの台詞がある分プレイした事ある人には違和感があるかもしれないから上手くやらないと。

続きます.