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『そろそろ水上バス行くか。』
岩「行こ。」
深「じゃあ俺が払うわ。」
水上バス乗り場で今度はふっかが俺らの分のチケットを購入し、皆で乗り込む。
周りは海外からの観光客も居れば俺達に気付いてる人達も居た。
『上ってすぐ行けたっけ?』
岩「確か大丈夫だったと思う。」
深「上行く?」
『行こっか!』
水上バスの展望デッキ?に出て風を感じる。
夫婦が並んで風景を眺めてるのが何かエモくて後ろから他の人が映らないように気を付けながら写真を撮る。
…後でブログに上げようかな。
スマホをしまい、俺も2人の隣に並んで風景を眺める。
深「何かたまには良いね。こういうのも。」
岩「ふっかがそう言うと何かおじさんっぽいw」
深「おい!俺だってそう思ったって良いだろ!www」
『でも確かにこういうゆっくりしたのも良いね。』
3人でずっと風を感じながら水上バスの最終目的地であるお台場に到着した。
岩「もうお化け屋敷行かないよね?」
深「え?照行きたいの?w」
岩「ふざけんな!誰が行くかよあんなとこ!」
『多分ふっか入ったら分かるよ。』
深「あれ?しの入った事あるの?」
『親戚がこっちに来た時に従兄弟と入ったんだけど従兄弟泣きそうになってたwww』
深「マジか…」
今俺達はデックス3階の喫煙所で一服中。
新メンバーが加わってからは喫煙者組は皆iQOSになったから喫煙所に入ってすぐは久々のタバコの臭いにうっ。となった。
本当は昔と同じようにジョイポリスに行きたかったけどやっぱりお台場は人が多く、どうやらSNSで俺達がお台場に居ると投稿されたようでちらほらとスマホ片手にキョロキョロしてるスノ担らしき人が増えてきたのでとりあえず一服してから海眺めて帰ろうとなった。
深「しののってなんだっけ?」
『俺アイシーブラック。』
岩「センティアだっけ?」
『そう。マルボロのも良いんだけど俺的にちょうどいいんだよね。』
深「センティアの方がちょっと安いんだっけ?」
『30円だけねw』
そんな喫煙者話をしながら海浜公園に移動し、海を眺める。
岩「…まだまだ昇っていこうな。」
深「うん。」
『いつかは老若男女問わず誰もがメンバー全員の顔と名前が分かるくらいの国民的アイドルになろ。』
岩「よし、夏樹。次のオフん時ジム行こ。」
『OK。』
深「照…あまりしのをムキムキにさせんなよ?w」
岩「したら俺と被るからw」
久々のゆっくりとしたオフはいいリフレッシュになった。
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作者名:おにぎり | 作成日時:2023年7月10日 15時