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仕事で事務所に来てたんだけど、
その時も大雨で、雷も鳴ってた。
急ぎの用事で、階段を使う暇なんてなかったから、
エレベーターを使った。
そしたら、目的の階に着く瞬間、
急にエレベーターが止まった。
なに、なに！？
こんな感じで、凄く焦ってたのをおぼえてる。
停電で止まったらしいんだけど、
当時はまだ10歳くらいだったのかな、
エレベーター内に設置されてる非常ボタンのことがよくわからなくて、
押していいのかだめなのか、その区別もつかなかった。
何分待っても動かないから、
思い切ってそのボタンを押して、
その後に救助された。
でも、その時の私の記憶は、ほとんどない。
多分、パニックになってたんだと思う。
そのこともトラウマになっちゃって、
今でもあの時のことを思い出すと、
なかなかエレベーターに乗ろうと思えなくなった。
階段のほうが大変だけど、
また閉じ込められるのが怖くて、
最近では自主的に階段かエスカレーターを使ってる。
本当に、あのことも怖かったんだよな…。
こんな思い出があるせいで、
今でも雷が鳴っていると、
思わず耳をふさぎたくなっちゃう。
あのことを思い出したくなくて、
必死に違うことを考えてやり過ごそうとしているうちに、
いつの間にか、耳をふさぎながらしゃがんでる状態になってる。
これはもう、なおしようがないことんだ。
――阿部side
俺たちに、過去のことを話してくれたAちゃん。
そりゃあ、こんなことがあったのなら、
ずっとトラウマになったりするものだよね。
特に、小学生くらいの時なんだったら。
深澤「怖かったよな、、
ごめんな、嫌なことを思い出させちゃって」
A「いえ、、」
すると、佐久間が急に、
Aちゃんを抱きしめた。
A「！？」
佐久間「怖かったよね、、
でも、今は大丈夫。俺らがいるから。
怖かったら、いつでも俺らに言って?
もっと頼っていいから」
佐久間にしては、いいこと言うじゃん、なんて。
でも、もっと頼ってほしいっていうのは事実。
つらいことがあったら、
なんでも分け合える関係になりたいんだ。
俺らが守ってあげるから。
―――
それから、また甘えたAちゃんになって、
俺らはめっちゃ甘やかした笑。
可愛い俺らの天使、
ずっと一緒だよ。
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じゃんぷスノ(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます！わざわざ、このお話の１からや、他のお話にもコメントして下さって…本当にありがとうございます…！ 体調管理が難しい季節ですので、十分注意します。 (2022年1月8日 16時) (
レス) id: 60cb2f6577 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 移行おめでとですコロナと最近寒くなってきたので体調などにも気をつけてくださいね (2022年1月8日 0時) (レス) id: 3abf21e40c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じゃんぷスノ | 作者ホームページ：http://jump_suno
作成日時：2021年10月17日 21時
