186.辰哉side→康二side# ページ36
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洗濯物干して、リビングへ。
お昼どうすっかな。
辰哉「お昼、カップ麺でいい?」
亮平「うんッ...」
辰哉「あ、涼太おかず置いてってくれてる。」
たぶん朝ごはんの残りだけど。
亮平には朝ごはんのを上げて俺は残り物を食べる。
その後はスイッチが入ったかのように甘えん坊になる亮平。
まぁ、お兄ちゃん呼びされた時点で気づいたけど。
辰哉「どうしたの?」
亮平「オムツッ..はくッ...」
辰哉「いいけど、トイレちゃんと行くんだよ?」
亮平「コクンッ...」
まだ残ってたのを履かせて、一緒に部屋に行く。
不安なっちゃってんだな。いろいろと
ベッドで膝に乗せて、背中トントンすればすぐに規則正しい寝息が。
俺も眠くなってきたし、寝ちゃお。
目を閉じれば日頃の疲れからなのかすぐに夢の中。
────
・
蓮とラウールを児童館に迎えに行って、一緒に帰る。
やけど、さっきから蓮の様子がおかしいんよ。
康二「蓮?どないしたん?体調悪いん?」
蓮「んッ...」
康二「ラウ、これ持ってくれへん?」
ラウ「いいよ」
ジャージのバックをラウに渡してリュックを前に背負って、蓮をおんぶ。
蓮「おしっこ...ボソッ..」
康二「え、家まで我慢できるか?」
蓮「んッ...」
さすがに走るんは無理やわ。
ラウ「康二くん!そこ!公園ある!」
康二「ほんまや、行こか」
おんぶから降ろすとほんとに限界やったんか、しゃがみ込んでもうて、そのまま漏らしてしもた。
蓮「グスッ...ごめんなさぃッ..グスッ...」
康二「あと少しやったのにな。しゃあないわ、それに今日さっきまで雨やったから濡れとるし大丈夫や。ジャージ持っとる?」
蓮「ないッ...」
康二「しゃあないからノーパンで着替えてき?待っとるから。」
蓮「んッ...グスッ...」
ラウ「こうじくんッ...」
康二「んー?ラウもおしっこか?そこで出来へん?」
ラウ「んッ...」
康二「あぁ、しゃあないわ、そのまましちゃい?」
これ、俺怒られるんちゃう?
嫌やわ、
2人と手を繋いで家に帰ると涼太兄と辰哉兄が居った。
辰哉「どうした?ラウ、ズボン濡れてるじゃん!」
康二「...ラウも蓮も間に合わんかってん。公園のトイレ行ったんやけど、2人とも...」
辰哉「そっか、それ脱いで洗濯機に入れといて。蓮の濡れたのは?」
康二「こんなか、」
辰哉「濡れたのと一緒にしてんの?」
康二「ぅ...袋ないから、」
辰哉「..まぁ、いいわ。ほら、お風呂行くよ」
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作者名:未来 | 作成日時:2020年12月19日 15時