深澤家のものがたり vol.5 (ページ2)

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１５２．照side ページ2

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正直、殴るつもりはなかった。

だけど、限定だし、首チョンパだし、直しようなくて気づいたら手出してて。

兄貴に止められてなかったら考えただけで自分のことなのに怖い。

おもちゃ屋3件回ってやっとあった。

買って、いま帰っても亮平に怖がられるだけだろうからなんか買って帰ろうと思って色々見て回る。

なんかアイツあざといしぬいぐるみでも、抱かせようかな。

ゲーセン寄って見たらシ〇モンが。

これ、翔太じゃん。

ポ〇ポ〇プリン、これアイツにいいかもな。

落ちそうだったしやったら一発ゲット！

家に帰ると、

翔太「亮平なら兄貴の部屋にいるよ」

照「ん、」

兄貴の部屋はドア開けっ放しにしてて覗くと、

辰哉「おかえり」

亮平「ﾋﾞｸｯ...」

辰哉「売ってた？」

照「うん。」

辰哉「というかその袋どうしたの？」

照「あぁ、亮平に」

亮平「へ、？」

照「ごめん、怖がらせたりして」

亮平「...んｯ..」

照「だから、これ」

亮平「...おれもうはたちｯ..」

照「べつにいいじゃん」

亮平「...ありがとうｯ..」

照「ん、」

辰哉「おつりは？」

照「ん、」

辰哉「ん、」

部屋に戻ろうと兄貴の部屋をあとにする。

ﾊﾞﾀﾊﾞﾀﾊﾞﾀｯ...

亮平「ｷﾞｭｯ...」

照「亮平？」

亮平「ｯ..」

辰哉「じゃあ、照任せたよ。お昼買いに出かけてくるから。しょーた！くるま！」

翔太「えーい」