亮花のいない朝3 ページ36
真胡Side
真胡「お姉ちゃん？髪捲いて〜？」
スマホを触りながら何の気なしに、いつもどうり声をかける。
出も返事がないから、もう一度。
真胡「おねーちゃん？」
涼太「今日から亮花いないでしょ？たまには自分で捲いてみなよ。」
今更ながら、そっか！と思い出す。
でも、自分で捲いたことなんてないから、どうやってやればいいか分からない。
取り敢えず、アイロンの電源を付けて温めてみる。
それから、髪をひとつかみずつ取って捲いていく。
真胡「あっつい！」
アイロンが手にあたって火傷する。
真っ赤な形が入っちゃった。
せっかく、白くなれるように努力したのにどうしてくれるのよ！
と、誰に言うでもなくキレる。
やっと、後ろも全部捲き終わって確認する。
と、全然綺麗に捲けてない。
あれ？
お姉ちゃんってどうやって捲いてくれてたんだろう？
そういえば、ちゃんと見たことなかった。
いつも、いつの間にかやってくれてて、いつの間にか終わってる。
もう今日は、仕方がない。
このままでいくしかない。
とあきらめていると、そこにサクマがお皿を咥えてやってきた。
あ、そっか。
サクマにご飯あげないと。
なんてふんわり思う。
あれ？そういえばサクマのご飯ってどこにしまってあったっけ？
良く考えると、私この家に住んでるのに、家のどこに何があるか全然知らない。
真胡「いま、真胡忙しいから、涼太お兄ちゃんにでも頼んで？」
そう言って、サクマを追い出した。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 486人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雛(プロフ) - しぃなさん» 分かります！笑 1mmも勝てる要素が自分に見いだせない( ;∀;) (2022年3月2日 22時) (
レス) id: 9f89b51e27 (このIDを非表示/違反報告)
しぃな(プロフ) - 雛さん» 勝てるとも思えないですよね！笑 (2022年3月1日 20時) (レス) id: 7ea359306a (このIDを非表示/違反報告)
雛(プロフ) - しぃなさん» 分かります！笑 もう一周回らなくても色んな意味で勝てない…ｗｗｗ (2022年3月1日 17時) (レス) id: 9f89b51e27 (このIDを非表示/違反報告)
しぃな(プロフ) - 雛さん» 可愛いです☺私も負けてます！翔太くんの肌にも！笑 (2022年2月28日 4時) (レス) id: 7ea359306a (このIDを非表示/違反報告)
雛(プロフ) - しぃなさん» ↓私、女だけど彼に女子力負けてる気しかしないですｗｗｗ (2022年2月27日 12時) (レス) id: 9f89b51e27 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
