‧⁺ ⊹˚. ページ10
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You
蓮「先輩、迎えに来ました!」
「ん、どこで食べんの」
蓮「こっちです!」
やけに元気な目黒くんについて行くと、
普段はなかなか足を運ばない大きな窓の前。
「え、ここ…凄、」
外から漏れる光が
私たちを照らす。
蓮「ここ、座ってください」
目黒くんが指したのは
思いっきり目黒くんの横で、
いやそこ気まずいだろ、とツッコミたくなった。
言われた通り横に座ると
目黒くんは満足したように微笑んで、
蓮「ふは、先輩って意外とちっちゃいんすね」
と言った。
「目黒くんがおーきいだけ、」
どう見てもお前高身長だろ…
と思ったのは内緒。
蓮「うわ、先輩これ美味そうです、」
私特製のハンバーグを指さして
無邪気に笑う目黒くん。
こんなん、あげる以外何がある…?
「食べてみて」
蓮「いいんすか!?」
ちょうど翔太にも作ろうかと思ってたから、
目黒くんに味見を頼んだ。
「どう?」
蓮「すげー美味しいんすけど、、」
蓮「先輩思ったことめっちゃ言うタイプですね」
さっきの翔太のくだりが口から滑ってたみたい(?)
翔「え、A?」
「っ、しょーた」
翔「明日俺と飯な、先約だから目黒、まじ取んな」
横から聞こえる、
敵わないなぁって声。
私にはよく分からなかったけど
翔太からの目線的に
明日は翔太の分のお弁当も作らなきゃのパターンだ。
「目黒くん、じゃあね、」
蓮「先輩、明後日、予約します」
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作者名:natsu | 作成日時:2022年8月2日 10時